少し長めのお休みが確保できたので、長年計画してきた「雲ノ平周回」を実行してきました!! 折立~薬師岳~黒部五郎岳~鷲羽岳~水晶岳~雲ノ平をめぐって折立に戻る、総延長55km、累積標高差4,770mにも及ぶ、3泊4日の山旅であります♪ 今回はその3日目、三俣蓮華岳キャンプ場~鷲羽岳~水晶岳~雲ノ平キャンプ場をご紹介します。今回は絶景ばかりのせいか、画像多めです。 Day.3の活動データ。水晶岳へのピストンは空身でいけるので、4日間の行程中、もっとも歩きやすい。そして最も絶景ぞろい!!
2024.7.23 DAY③ 身体に染み付いた硫黄の臭いをプンプンさせながら起床 高天原山荘朝食 5:30、今回も濃い時間を共にした2人とお別れです。楽しい時間をありがとう! この日は1日晴れ予報。ゆっくり出発の方々とこの晴れを喜び「私アルプス来て雨にあったこと1回だけなんですよね~えへへ」なんて会話をしながら出発準備「みなさん、ごめんなさい」この場で謝ります。。。明日はガッツリ雨ですwww 6:10、山荘出発 薬師岳もばっちり モミジカラマツ(葉っぱが紅葉みたいなんだって) 当初は岩苔乗越経由で雲ノ平へ行こうと思ってたけど昨日疲れたから最短ルートに変更! 木漏れ日の樹林帯だったり長い梯子を登…
夏休みの中盤2日間。 北アルプスの最奥に向かっていきます。 ******** 9/5 この日は東鎌と西鎌を越えて双六小屋へ。 まずは大天荘にてご来光。 それを受けての槍穂のモルゲン。 もうこれだけで満足じゃん? ってほどの絶景。 大天井から西岳へ喜作新道を歩く。 西岳付近にくるとこれから挑む東鎌尾根も目前に。 一度下げてからの登り返しがすごい。 スルーされがちな西岳も登頂しました。 そして東鎌をえっちらおっちら。 それほど危険ではないけれど 段差も大きいし神経は使うし疲れます。 なんとかヒュッテ大槍に到着すると 眼前に槍がどーーん!!! 少し休憩してから槍ヶ岳山荘へいくと 目と鼻の先に槍がどー…
4日目 trthff.hatenablog.com はじめに 本エントリは黒部源流域縦走の5日目最終日、8/14(水)の記録である。 薬師沢小屋で目覚めて太郎平へいったん上がり、折立へ向けて下山していく。 はじめに 5日目:折立へ下山 雨は嫌だ!粘りの成果 沢を渡って太郎平へ 下山完了 山行の振り返り 登ってきた山たちの感想 薬師岳 黒部五郎岳 鷲羽岳 水晶岳 雲ノ平 反省点 総括 5日目:折立へ下山 雨は嫌だ!粘りの成果 前日夜に雨が降り続けていたことから嫌な予感はしていたが、目覚めてみると小雨が屋根を叩いていた。晴れの朝は残念ながら5日連続とはいかなかったようだ。 ただし、事前の天気予報は…
3日目 trthff.hatenablog.com はじめに 本エントリは黒部源流域縦走の4日目、8/13(火)の記録である。 三俣蓮華岳キャンプ場を出発して、鷲羽岳・水晶岳・雲ノ平をすべて堪能する! はじめに 4日目:山行のクライマックス、黒部源流フルコース 驚異の天候運 鷲羽岳のチャームポイント発見 水晶岳ピストンはガスに包まれて 庭園も山荘も楽しい、雲ノ平 遊び心をくすぐる薬師沢小屋 つづく 4日目:山行のクライマックス、黒部源流フルコース 驚異の天候運 今朝も見事に晴れ!4日連続で晴れの朝を迎えるという空恐ろしい強運を発揮している。いや、運だけじゃなく頑張ってくれている小笠原高気圧に感…
2日目 trthff.hatenablog.com はじめに 本エントリは黒部源流域縦走の3日目、8/12(月)の記録である。 太郎平から南へ進出、黒部五郎岳と三俣蓮華岳を越えて三俣山荘を目指す! はじめに 3日目:黒部五郎岳を歩く 安定する天気 ここは天国?黒部五郎稜線歩き 表情を変える黒部五郎岳 現役の三国境界、三俣蓮華岳 三俣蓮華岳キャンプ場で宿泊 つづく 3日目:黒部五郎岳を歩く 安定する天気 太郎平キャンプ場で3時半に起床。今日の行程はちょっと長めなので、てきぱきとテントを取り込んで4:50に出発した。 前日夜には雲が立ち込めていたようだが、早朝になるとさっぱり吹き払われ、天気は見事…
2日目 trthff.hatenablog.com はじめに 本エントリは槍ヶ岳・常念岳縦走の3日目最終日、8/5(月)の記録となる。 常念小屋をスタートして目前にある常念岳へ登頂、蝶ヶ岳を経由して上高地まで下山する! はじめに 3日目:常念岳も蝶ヶ岳も 朝焼けの常念岳へ 最後のピーク、蝶ヶ岳へ 総括 3日目:常念岳も蝶ヶ岳も 朝焼けの常念岳へ 昨夜雨が降っていたために天気を心配していたのだが、いざ起きてみると驚くほどの快晴。前日に引き続き、山肌を照らしだす燃えるような朝焼けを楽しみながら日の出を迎えることができた。 なんだか山々に歓迎どころか甘やかされているようで恐縮してくる。 8月って、好…
2024年8月6日(火)~9日(金)、立山室堂から五色ヶ原~薬師岳(2926.0m・日本百名山)を縦走してきた。昨年立山に登り、立山雄山の山頂から眼下に広がる五色ヶ原とその向こうに大きく聳える薬師岳を見た(写真下)。 ※2023年9月撮影。右手に五色ヶ原(小さく五色ヶ原ヒュッテが見える)と、その向こうに大きな薬師岳。正面には黒部五郎岳とその向こうに笠ヶ岳も見えた。 この絶景に心打たれ、立山から花畑広がる五色ヶ原を経て薬師岳まで縦走したいと思ったのが今回の山行のきっかけになった。山行プランを立て、「五色ヶ原まで緩やかに下ってから広い原を横切り、ゆっくり薬師岳目指して上る」くらいのイメージで出発し…
こんにちは。20年度生の林です。今回は8/5-8/8に実施した夏合宿について報告します。 北アルプス最深部を目指す、3泊4日真夏の大縦走です。 【メンバー】 巽(CL) 久冨木(SL) 中井 林 柴田 【行程】 1日目 市営新穂高第3駐車場〜わさび平小屋〜秩父沢出合〜シシウドヶ原〜鏡平山荘〜弓折乗越〜双六小屋テント場 C1 (7.8p) 2日目 C1〜双六岳〜三俣蓮華岳〜三俣山荘テント場〜黒部源流碑〜日本庭園〜雲ノ平キャンプ場〜祖母岳〜雲ノ平キャンプ場 C2 (7.5p) 3日目 C2〜祖父岳〜水晶小屋〜水晶岳〜ワリモ岳〜鷲羽岳〜三俣山荘テント場 C3 (6.4p) 4日目 C3〜双六小屋〜弓…
北アルプス最深部の雲ノ平。広角レンズを持っていくつもりだったが、なぜか望遠レンズをつけたまま持ってきてしまった。意図せずの望遠レンズだったが、これはこれでよい写真になった。 2泊3日雲の平(1日目:折立〜太郎平〜薬師岳) / Atsushiさんの薬師岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ 2泊3日雲の平(2日目:薬師峠〜雲の平+祖父岳) / Atsushiさんの祖父岳(富山県富山市有峰)の活動データ | YAMAP / ヤマップ 2泊3日雲の平(3日目:雲の平〜折立) / Atsushiさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
北陸地方も遅い梅雨明けを迎え北アルプスの貴婦人 薬師岳方面へ行こうと考えた。天気予報・てんくら等で天候をチェック8/7に出発し折立の駐車場で車中泊翌8日5時半にスタート太郎坂を登り1690m地点テント泊装備なので重い・重い。。。あられちゃんの似顔絵がまた架かっていた。やっと太郎坂の樹林帯を抜け三角点ほどなく積雪計ポール薬師岳のデカい山容太郎平小屋到着富山県警のヘリがパトロールかな?はるか向こうに水晶岳・鷲羽岳。。。水晶岳アップ手前の大地が最後の秘境 雲ノ平太郎ラーメンいただきます。薬師峠のテン場の設営この時はまだ20張り弱だが夕方には50張りほどに増えていた。★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★…
裏銀座縦走2日目。 この日は、水晶小屋に向けていきます。 三俣山荘から水晶小屋だとすぐ着いちゃうので 裏銀座からは外れますが、黒部五郎に寄り道。 ******** 2日目の行程どん どこからどこへ行ったの?って感じです(笑) まずは三俣山荘から黒部五郎へピストンです。 荷物はデポせず全持ちです。 黒五に向かう稜線も見事。 正面に見える雪のついてるのが祖父岳。 その左の平らなところが 「日本最後の秘境」と呼ばれる雲ノ平。 よーーく見ると、雲ノ平山荘が見えます。 そして黒部五郎小舎へ これまた立地が神。 これぞ山小屋というロケーション。 往路はトイレをお借りしました。 復路はジュースを頂きもぐもぐ…
(2024/4/24) 『日本怪異妖怪事典 中部』 高橋郁丸、毛利恵太、怪作戦テラ、朝里樹 笠間書院 2022/8/26 <井戸菊の谷の狒々> ・筆者命名。富山県中新川郡上市町伊折の話。 『三州奇談』巻之五に「異獣似鬼」として記されている。 この猅々は風雲を起こして風の中を飛行する。よく人を引き裂いて、投げ散らかして捨てるのだという。 昔、伊折村に源助という樵がいた。彼は大力で足も速く、二、三人の友と山で猟をして獣の肉を食おうと山に入ったところ、一日のうちに猿や狸などを70匹余り、刀を使わず拳で打ち殺してきたというほどの覇気の者であった。ある時、井戸菊の谷という所に樵たちが初めて入ろうとしたら…
なんかひたすら仕事してたら1年経ってました。 ちょっとした浦島太郎気分を味わっているだいたいいろです。 お仕事がデスマーチする直前、実は雲ノ平まで行ってたんですよ(唐突 それが2022年9月のこと・・・ ちょっと長くなりますが雲ノ平はどんなところなのかまとめてみました! ■ 雲ノ平とは 日本最後の秘境 そんな言葉を聞いて心躍らない人はいないと思いたいです(弱気 そんな場所が北アルプスの深淵部にあります。 雲ノ平 標高2600m付近にぽっかりと平原が広がっているそうです。 周りを取り囲むのは北アルプスの名峰たち。 つまり雲ノ平に辿り着くにはその名峰たちを攻略しないといけません。 そのアクセスの難…
※20220920~20220924裏銀座縦走 数年前、中房温泉から燕岳に登り、大天井岳、西岳を経て槍ヶ岳へ「表銀座」を歩いた際に知った「裏銀座」。まあ、確かに表があるということは裏があるのが世の常ですから、その時は「へー、裏もあるんだなー」くらいの印象でしかありませんでした。 実際、表銀座は圧倒的に有名で、よくネット上に山行記録が上がっていますが、裏銀座はそこまでの知名度はなく、人もそこまで多くないことから比較的情報は少なめ。それでも調べていくと、魅力的な場所が大変多いじゃありませんか。 これは行くしかない!ということでずっと行きたかったのですが、なんせある程度まとまった日数が必要なのですぐ…
今回の記事は、前回の記事の続きから といっても、折立から雲ノ平までは、距離がめっちゃあるだけで、難所らしい難所はありません、行くと決めたら、歩くだけ その為、これといった注意点がないです ただ、感想を書いているだけです