Francesco, giullare di Dio
1950年のイタリア映画。 監督はロベルト・ロッセリーニ。 脚本はフェデリーコ・フェリーニ。 撮影はオテッロ・マルテッリ。 アッシジの聖フランチェスコと13人の弟子が布教のため散り散りになるまでの貧しい共同生活を10の挿話で描く。 本物の僧たちと暴君ニコライオ役の俳優アルド・ファブリーツィが出演。
神の道化師、フランチェスコ [DVD]
今日も仕事は休み。朝はいつも通りの時間に起床。パートナーとコーヒーを飲んで食パンを焼く。Yさんにいただいた薪火野パンが残り少なくなってきてしまったので、食べ切ってしまうのが惜しくて超熟を中心に食べている貧乏性の自分。超熟も美味しいが、少なくなれば希少価値がわたしの中でも大きくなってきて薪火野パンがより貴重になっている。でも超熟も超熟の美味しさがある。ありがとうございます、Pascoさん。 パートナーが出勤してから、わたしは日記を書いて食器を洗い、部屋に掃除機をかける。支度をして家を出た。京都シネマまで『神の道化師、フランチェスコ』を観に行く。 www.youtube.com イタリア・ネオリア…
ベルリンの壁が壊れたときも、とシュテファンがいった。 「ぼくはタクシーの運転手。夜、一人のお客さんを乗せて、東に入りました、東は入ったこともなくて。お客さんもぼくも。それで迷いました。明け方になってやっと見つかりました。その通りは、入っていった壁のそばでした。一日中ずっと嬉しかったので、お金はいらないといいました」 『鳥を探しに』平出隆 ・ 私の、誕生日、らしい。 オランダのように誕生日の人が周りにプレゼントを贈って祝した方がいい。 ・ 夜の温泉清掃のバイトを二つ掛け持ちしているのだけど、管理者が別々で、一つは管理が曖昧、もう一つは管理が細かすぎる。でも質としてはもちろん後者の方が良くて、マネ…
「神の道化師 フランチェスコ」 聖フランチェスコを慕う修道士たちのエピソードをコミカルに描いていく作品で、登場人物たちは一生懸命布教活動を行っている姿がかえってユーモア満点に見える様が不思議な作品です。脚本にフェデリコ・フェリーニも参加しているのが希少な一本でした。監督はロベルト・ロッセリーニ。 雨の中、フランチェスコと彼を慕う使徒たちがやってくるところから映画は幕を開ける。雨宿りするために、自分たちが作っていた庵へ行くが、何者かに占拠され追い出されてしまう。それでも、そのことが何かの役に立ったと雨の中、身を寄せ合う。彼らは別の地に自分たちで礼拝堂を作り、住むための住居を作り、その地で活動を始…
02/01(木) 注文。午前休養。貯蓄管理。映画鑑賞3。買物。番外N700S塗装修正。02/02(金) のんびり。映画鑑賞1。買物。書類処理。02/03(土) 午前休養。受領。自分で少し散髪。買物。掃除。映画鑑賞1。02/04(日) 午前ほぼ休養。洗濯。番外N700S赤線(再),塗装修正続き。映画鑑賞1。02/05(月) 午前休養。書類処理。番外N700S塗装修正続き。練習台47号ゲート処理続き。映画鑑賞1。メール処理。02/06(火) 午前ほぼ休養。番外N700Sトップコートつや消し1回目。映画鑑賞4。買物。貯蓄管理少し。02/07(水) 昼過ぎまで休養。番外N700Sトップコートつや…
神の道化師フランチェスコは宗教的な映画だ。つまらなすぎて意味深で腹が立ったし寝た。こういう静かな映画こそ大量の幻覚剤を投入して部屋にいっさい光が入らないように密閉して電話線も切って自宅で観た方が良いだろう。ひと笑い起きたところで冗談もこのくらいにしておくが......つまり観る人の高レベルな感受性に委ねられた映画だ。昔脱法ドラッグを服用していた頃お気に入りの一本だったが、今回シラフで鑑賞してその退屈さにわなわなとうち震えた。ただ、今回ところどころホラー映画っぽいとても綺麗なシーンがあった。自分の推しのシーンは、修道女友達が訪ねてきて皆んなで礼拝をしている時の皇室とロボットの中間くらいの無表情と…
若手刑事の森田健作は、電車の窓から紙吹雪を投げる女性という記事を読んで、殺人の証拠隠滅の為の衣服を細切れに千切る。という荒唐無稽な憶測に突き動かされて夏の炎天下の線路を探しまわる。みたいな話。そもそも丹羽哲郎が出張先で森田の前でサラリーマン川柳めいたものを始めるところから伏線は始まっている。 五所平之助の詩情とは違う。五所平のエピソードは何処か性を感じさせる。というか、とてもwetだ。 100万人の恋人達。結婚式結婚式の中村登。篠田まさひろの我が恋の旅路。野村芳太郎の疑惑。そして小津における岩下志麻。 好日好人みたいな渋谷実のフォードっぽいサザエさんの感じも凄い。 そんな流れの中で久しぶりにエ…
・「⑨」へ ・6項目 ●「letterboxd.com」 ・〃上記補足インタビュー ●「TCM」Guest Programmer ●〃「Picks September 2023」 ●「In the Screening Room」 ●「Newsweek」 「女相続人」より ・「⑨」へ ●「letterboxd.com」の「Companion Films, a list of films by Martin Scorsese」より59本 ※▼...「①」~「⑨」にも掲載。 ※スコセッシが自作と影響を受けた映画を組み合わせたリスト。 コンパニオン(Companion。親密な関係 等)、インスピレーシ…
9月の3連休の休日。いつも通りの朝↓を迎えていた。 (最強伝説 黒沢 1 [ 福本伸行 ]) この最強伝説黒沢の主人公、44歳独身の黒沢のように。「何もやることねぇなぁ」と。今日は仕事はしたくない…でも暇だな…という休日。そうだ、宮崎駿の最新作、まだ観てなかったな。 www.ghibli.jp よし、君たちはどう生きるか、観に行くか。映画館に到着した。 自分の座席を確認。夏の初めに上映開始された映画だろ、なんでまだこんなに人が?自分の両隣も人がいた、さすが連休。で、鑑賞。感想は・・・ タイトルに偽りあり、何がどう生きるか?やねーん!生き方の押し付けがひどい!時代遅れのノスタルジーにもううんざり…
本作を評しゴダールは「男と女と一台の車とカメラがあれば映画が出来る」 と語ったそうだ。従って、もしロッセリーニがこの「イタリア旅行」を撮っていなければ、ゴダールの「勝手にしやがれ」は作られていなかったかもしれず、またもし「勝手にしやがれ」が存在しなければ、その後に続く映画の歩みは全く別なものになっていたかもしれない。ゆえに「イタリア旅行」は、同じくロッセリーニの手掛けたネオレアリズモの傑作「無防備都市」と共に映画史において大変重要な役割を果たしたと言っていいだろう。ベルトルッチの監督した半自伝的作品「革命前夜」のなかで、主人公の親友でシネマ狂の男が「イタリア旅行」を15回観たと自慢げに話し、君…
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全8項目●代表作 ●1995年「映画はついに100歳になった」 ・101本目 ●「世界映画史の113本」・101本目 ●「Sight and Sound」2022 ●「キネマ旬報」映画遺産日本映画俳優 ●〃外国映画〃 「秋津温泉」より 全8項目 ●代表作 著書「日本映画史100年」、 「漫画原論」等 映画史家、比較文化学者、漫画評論家、大学教授 等で活躍する四方田犬彦(四方田剛己/矢野武徳)のオールタイムベスト。 ●1995年「映画はついに100歳になった NHK人間大学」より120本 ・「これだけは見ておきたい!四方田犬彦おすすめ映画」 赤い靴 マイケル・パウエル他…エメリック・プレスハ…
映画監督とは信用できない人かもしれないが、監督作品を見ながら信用をしたくなることはある。なぜ鈴木則文の映画は中島貞夫よりも、東映の名匠や奇才よりも信頼したくなるのか、というか『トラック野郎』シリーズの一作目を見直して思った。加藤泰やマキノ雅弘よりも信用したくなる理由。増村、神代、森崎よりも信じたい、は言い過ぎなんだろうか。今現在の作家と比べても是枝裕和や坂元裕二はもちろん、黒沢清、阪本順治より信頼できる。湯原昌幸がトラックのマイクをオンにしたまま夏純子への告白を練習してしまったせいで食堂内に響き渡ってからの、雨の中の一連の場面を見ながら、ここには映画を見ている誰か一人の胸を打つところが必ずある…