江戸総鎮守である神田明神が5月に行う祭事。通常の神社の例大祭と異なり、2年に一度斎行される。
江戸時代から「天下祭」「日本三大祭り」「江戸三大祭り」などと呼ばれる有名な祭であった。祭の目玉は秋葉原の中央通りなどを神輿が練り歩く神輿宮入。約100基の神輿が境内に入っていく様はまさに圧巻である。
10月29日(日)#旧暦 9月15日 庚申 大安 開 虚宿#二十四節気 #霜降 (そうこう)#七十二候 霎時施(こさめ ときどきふる)#望 (5:24) 神田大明神御祭図 神田祭本祭り。交通封鎖がされて人々の往来は制限され、各所に桟敷(さじき)が設けられる。神輿は2基、氏子町の山車・練り物36とともに練り歩き、城内へは田安門から入り竹橋門から出る。氏子たちは軒に下げていた提灯を外して竹の先につけて行列に参加する。 (祭礼行列の図)(江戸名所図会 巻5) 桟敷の様子もよくわかる。 ※霜降 (そうこう)暦便覧:つゆが陰気に結ばれて、霜となりて降るゆへ也 ※毎朝、X(旧Twitter)にて投稿してい…
10月28日(土)※翌日投稿#旧暦 9月14日 己未 仏滅 納 女宿#二十四節気 #霜降 (そうこう)#七十二候 霜始降 (しも はじめてふる) 江戸名所百人美女 神田のやしろ 神田祭の前夜。夜宮またねりと呼ぶ日。行列が近隣を練り歩く。道筋の武家は桟敷を設け客を迎えて行列を見ながら宴会、夜明けを待つ。 神田大明神御祭礼之図 ※霜降 (そうこう)暦便覧:つゆが陰気に結ばれて、霜となりて降るゆへ也 ※毎朝、X(旧Twitter)にて投稿している #旧暦 #二十四節気 の情報と旧暦の日付に合わせた江戸の日々の様子。こちらには少し補足して掲載しています。 内容は『東都歳事記』などから、画像は国会デジタ…
10月21日(土)#旧暦 9月7日 壬子 先負 満 氐宿 八専始#二十四節気 #寒露 (かんろ)#七十二候 蟋蟀在戸(きりぎりす とにあり)#土用 (神田祭)(絵本江戸土産) 9月15日に隔年で執り行われる神田明神の祭礼は、6月の山王祭が第1、神田祭を第2として江戸大祭と呼ばれる。開催する年は、丑、卯、未、酉、亥の年。氏子の60町では、9日から幟を立て、夜には軒提灯を下げはじめ、祭りの準備が本格化する。 ※寒露 (かんろ)暦便覧:陰寒の気に合って、露むすび凝らんとすれば也 ※毎朝、X(旧Twitter)にて投稿している #旧暦 #二十四節気 の情報と旧暦の日付に合わせた江戸の日々の様子。こちら…
去年に引き続き、秋の名古屋遠征。食べ物も美味しくていい所ですね、名古屋は。ドラゴンズは情けなかったですが、愛知には藤井聡太がいる(笑)。十一日の対局は本当に凄い将棋だった。まぁこのブログの主題には関係ありませんが。話し変わって御園座公演。筆者が観劇した日は満員の入り。流石は松嶋屋と大和屋の公演だ。大和屋は長時間の一ケ月興行からの引退を示唆しているが、そんな事を云わず素晴らしい舞台を長く披露し続けて欲しいものだ。 幕開きは『東海道四谷怪談』。「浪宅」と「喜兵衛内」のみの上演。去年の愛之助との南座公演と同じである。配役は大和屋のお岩、隼人の小平、千之助のお梅、松之助の宅悦、歌女之丞のおまき、橘三郎…
市川猿之助さんが…昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」じゃ文覚やっておられましたね。 さて、5/13(土)に、『彩ふ読書会』の推し本披露会その他に参加しましたので、その記録と感想です。 会場は神田駅そば、神田祭の真っ最中! 【目次】 『彩ふ読書会』とは? 推し本披露会 ミステリー限定読書会 神田祭 お酒で彩ふ交流会&課題本決定会 『彩ふ読書会』とは? 私が以前から参加させていただいている読書会です。お世話になっています! iro-doku.com コロナ禍ではオンライン開催をされたり色々と模索されていましたが、今はまた集まることができるようになりました(∩´∀`)∩ワーイ 主催様は、関西在住。関…
ではシリーズ3 の 前につい最近やっていた神田祭激写! ぼやけた末端だけだけどね(笑) あのはっぴマンが街中を練り歩いてる風景・・・ ああ久しぶりいいよね閑話休題 このラス画像よりつづき 秋葉で乗り換え~ やってます(笑) 下車 連打でY 三鷹の名前を見るとデポりたくなる人は魔境好きです。 駅を出てすぐ ハガキ投函! ちょっと離れた場所でハガキ投入するのスキ。 からの こちらへ まだ正月仕様っぽい 春の兆しを感じる季節の始まりだったのよ では。 そしてここでありがたいお言葉頂いたのですよ いいこという。 と まあ駅前だけでイベントもりもりからはじまるのつづく。
ソール・ライター風 4年ぶりに復活! ⑧ 奉祝 令和5年 神田祭 最終回 『甲賀坂~吉郎坂 錦華通り~靖国通り』 ソール・ライター風 Saul Leiter Style 甲賀通りの甲賀坂と明大通りをはさんで、山の上ホテルへと続く吉郎坂 小川町のお神輿 東神田豊島町会のお神輿 馬喰横山 イーグルビルのBridge COFFEEにも飾られていた神田祭の軒花提灯 photoⒸarashi いつもご覧いただき、ありがとうございます!! グループの新機能「ランキング」に参加しておりますので、お手数ですが下記バナーをクリックいただければ幸いです。応援どうぞよろしくお願いいたします!! ランキング参加中写真…
4年ぶりに復活! ⑦奉祝 令和5年 神田祭 『昌平橋~神田淡路町ワテラス』 ソール・ライター風 Saul Leiter Style 東京藝術大學「ジンベエザメ」 令和4年東京藝術大学の藝祭で行われた神輿コンテストで明神賞を受賞 珈琲 庵 (コーヒーイオリ) 隣接する秋葉原らしい店頭ディスプレイ ソール・ライター風 外堀通り添いの神田郵便局 ソール・ライター風 淡路町二丁目町会のお神輿 ワテラス前広場の現代彫刻 ワイルドシングス -地形の魔力ー Wild Things-Magic of Landscape 2013年 鴻池朋子作 ソール・ライター風 ソール・ライター風 photoⒸarashi …
東京の桜の満開日は、浜離宮に行ってきました。
9日夕方、有楽町駅に着く。駅前の桜は、ずっと吹き荒れていた風雨にも耐えて、ほんのり明るく咲いていた。 前回『桜姫東文章』を見てから4年ぶりの歌舞伎座だった。「四月大歌舞伎」の絵看板を眺めたあと、天井に間近い3階席にたどり着く。今夜、再び仁左衛門と玉三郎の舞台を観ることができる…夢のようだ。 場内が暗くなると同時に、21世紀に生きる私は一足飛びに19世紀の南北の世界で息をひそめる。芝居は進み、舞台に土手のお六が夫と暮らす家があらわれる。 お六と鬼門の喜兵衛のうら寂れた暮らしぶり、その二人が交わすあざとい会話…それぞれの言葉や身のこなしの一つ一つに引き込まれてゆく。 やがて、夫婦がたくらんだ強請り…
東京・銀座の歌舞伎座「四月大歌舞伎」夜の部を観る。 平日午後、というか午後3半ごろの銀座。道行く人は外国人ばっかり。歩いている人の半分以上は外国人という感じで、一瞬、ここはどこの国? この日は午前中、台風のような風雨の強い時間帯があり、それで日本人はジッと家の中にいて、相対的に外国人のほうが多かったということもあるだろうが、円安を享受しようとやってくる外国人が増えているのは確かだろう。 本日の演目は四世鶴屋南北作「於染久松色読販(おせめひさまつうきなのよみうり)」、「神田祭」、九條武子作「四季」の3本立て。 まずは四世鶴屋南北作の「於染久松色読販」。 上演されたのは土手のお六と鬼門の喜兵衛をめ…
妻も子も四月歌舞伎座友もいて(つまもこもしがつかぶきざとももいて 忠男)〔季語:四月(春)〕 令和6年、4月7日、歌舞伎座、「於染久松色読販、神田祭、四季」妻、子、孫、友人の草場(相磯)裕先生、総勢8名で観劇!草場先生は、歌舞伎座は、久しぶりとのこと、皆、伝統の美に酔いしれて! 向かって左、前から二番目が草場(相磯)裕先生
甲辰年二月晦日。気温摂氏15.3/20.9度。曇時々晴。昨晩家人に「明日こゝ行けるかしらね?」といはれたのがこちら。 月曜日は美術館とか休みが多いだがこちらは日曜休館で月曜も開いてゐる。無料だが完全予約制。ネットで見ると明朝10時の回にまだ空きあり……といふわけで上野に09:32着で宇都宮線の小金井行きで赤羽。赤羽台団地にあるこのミュージアムに09:54着。ミュージアムは説明のスタッフがついて定員20名かな?のツアー。本日参加の好事家は14名ほど。アタシは集合住宅に住んだのは香港に暮らし始めてから。水戸では一軒家の自宅で仙台も東京恵比寿もアパート。家人は団地ではないが某銀行の「社宅」住まひで集…
www.kabuki-bito.jp 昨日は歌舞伎に行きました。 ここのところ、仁左衛門様の追っかけをしてまして。されどしがないその日暮らしの身、ちょこちょことおこづかいを貯めてのささやかな観劇なんですが。 今回は「於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)」と舞踊「神田祭」で玉三郎様との競演とのことで、歌舞伎座も大変な賑わいを見せていましたよ。。そりゃそうですよね。本当にこの組合せはこの世のものとは思えないもの。今しか見られない、お芝居の神様の贈り物ですよ。しかも「於染久松色読販」では貧しさゆえに強請を働く夫婦、「神田祭」では江戸の華である鳶頭と芸者という、毛色の全く異なるお役を楽しむ…
星組大千秋楽おめでとうございます! あのナートゥダンスを毎日踊る体力にただただ低頭いたします。 とにかく東京公演は長丁場でした←それでもチケット難だったけど💦 寒かったり、暑かったりで、体調管理も大変だったと思います。 完走おめでとうございます! 昨日は四月大歌舞伎夜の部を観に歌舞伎座へ。 仁左衛門と玉三郎のニザタマコンビ。 猿之助丈があんなことになって、歌舞伎の舞台から降りてしまった今、多分1番お客様を呼べる最強コンテンツがニザタマなんだと思います。 1階は満席でした(2階、3階も混んでました) 3年前の歌舞伎座でも同じ演目だった気がするニザタマの『於染久松』『神田祭』でした。 『於染久松』…
四月大歌舞伎夜の部を観劇。孝玉に芝翫・菊之助・愛之助・松緑と揃う大一座。二階席後方に若干の空席はあったものの、満員に近い入り。凄い座組のわりには孝玉以外はそれぞれ短い出番の舞踊のみと、些か役には物足りなさがあった感。しかも上演時間が休憩入れて約三時間と短く、終演は七時半であった。こんなに早く終わる夜の部は、ちょっと記憶にない。まぁ別に芝居は時間ではないが。今の見物衆は、遅い終演は敬遠する傾向になっているのだろうか。 幕開きは『於染久松色読販』。大南北の傑作狂言。孝玉コンビがスタートした演目であると、筋書で松嶋屋が述べていた。二人にとって記念すべき芝居であろう。一時、先代團十郎に浮気(?)してい…
ちょっと遅めの春の訪れですが、歌舞伎座は花満開。ウキウキと初日もあけ、評判も上々です。私も昼の部大満足ですし、これから観る夜の部も大変評判よく(仁左衛門玉三郎ですし)とてもワクワクしております。 それではご紹介。 昼の部 『双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)』~引窓 『七福神(しちふくじん)』 『夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)』 夜の部 『於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)』 『神田祭(かんだまつり)』 『四季(しき)』 上演スケジュール チケット金額、売り場 一幕見の値段 歌舞伎座アクセス 昼の部 『双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)』~引窓 …
本日歌舞伎座にて 四月大歌舞伎の幕が開きました! 今月は夜の部で片岡仁左衛門さんと坂東玉三郎さんのゴールデンコンビいわゆる「ニザ玉」がご共演とあって、大変話題を呼んでいます。仁左衛門さんは先月傘寿を迎えられましたので、記念すべきご共演ではないでしょうか。 思えばここ数年の春は毎年お二人がご共演されていて、その麗しさたるやまさしく爛漫というところ、年齢という概念のない世界です。生まれることに後れをとり、仁左衛門さんの孝夫時代、いわゆる「孝玉コンビ」の時代に間に合わなかった私でも、こんなにも長くお二人のご共演を拝見できるというのはあまりにも幸せなことであります。今月もその幸せを噛みしめながら堪能し…
※記事で紹介した旅行商品を購入すると、売上の一部がSBIふるさとだよりに還元されることがあります SBIふるさとだよりでは、以前「大阪環状線」について取り上げましたが(山手線とは別物!複雑すぎる大阪環状線の注意点と対策)、2025年は大阪・関西万博が行われます。国内外から大勢の人が大阪の街にやってくるため、大阪の街や宿泊施設が混雑することが予想されます。そこで今回は“大阪旅行をするなら今年(2024年)がおすすめ”ということで、大阪の観光名所をエリアごとに3回に分けてご紹介します。1回目は、大阪を代表する2つのエリア「キタ(主に梅田周辺のエリア)」と、ミナミ(主に道頓堀・心斎橋周辺のエリア)」…
このサムネを観ると、お年を召した好好爺という雰囲気も感じます。 しかし、当代片岡仁左衛門のすごさはその舞台で発揮されます。 ほんのり垂れた目じりがキリリと引き締まり、冷徹で無情な悪役もいなせなボンボンもおおらかな殿様も悲劇のヒーローも、この方にあっては自由自在。 また、姿勢が美しくて、『籠釣瓶』で見せた柱にもたれかかる栄之丞。ぷんぷんしながら着替えるところ、その甘えや憤りをチラッと見せながらすたすたと姿勢よく歩くところなどにも見惚れたことでした。 3月14日で80歳となりました。芸を追求するその姿勢と、厳しい指導と、時折見せるかわいらしさ(私などが言うのもおこがましいのですが)にいつもノックア…
日本三大○○など、3つの名数の一覧。
☆◆ 今日のつぶやき・覚え書き ☆◆ 今日は(2024年)令和6年弥生(やよい)3月3日(日曜日)大安です。・ひな祭り・・ 奈良(北部)の天気予報・ ・ 晴 時々 曇 ・・ 10℃・ー2℃・・冬日・ (^^)今日も お立ち寄り 下さいまして 感謝します(^^) 今日は何の日。 お話しのネタ があれば幸いです。 (^^) ☆◆ ~今日は何の日~ ☆◆ ☆◆ 3月 3日は 雛祭り・上巳・桃の節句 ( 年中行事) 「雛祭り(ひなまつり)」は、女の子の健やかな成長を願う伝統行事。3月3日は「上巳(じょうし)」または「桃の節句」と呼ばれる。 一般的には「桃の節句」と呼ばれ、女の子のいる家庭では、雛人形を…
前のページからの続き。 https://ovanrei.hatenablog.com/entry/2024/02/11/183000 ◆葛西ばやし 『葛西囃子(かさいばやし)は、祭の際に演奏される音楽で、祭囃子(まつりばやし おはやし)の一つ。神田囃子などをはじめとした現在の東京都およびその周辺の祭囃子の祖。 葛西囃子と言う名称は戦後有志によって保存会が結成されてから付けられたものであり、それまでは特定の呼称を有さず単に「お囃子」と呼ばれていた。ここでは便宜上、金町を中心とした葛飾方面の農村に伝承され江戸の祭礼囃子の源流となった郷土芸能を「葛西囃子」と称する。 葛西囃子には「本所(ほんじょ)囃…