絶対者(神、最高実在、宇宙の究極的根拠などとされる存在)を、直接に体験する。
密儀と呼ばれる秘密の祭礼。
直感と概念と一般にあらゆる認識が到達し得ないものを直接、感得する事であり 結果 認識でさえも超越すること。
神秘体験に至上の救済価値を認め、これを中心として独特の思想や行動を展開させるような、宗教の体系ないし形態。
ヨーロッパの概念。神との個人的かつ内的交感を探求する態度。
ドイツ神秘主義、キリスト教神秘主義、イスラーム神秘主義、工業神秘主義、神秘十字教...等
意識の進化と神秘主義
神秘主義と論理
僕の瞑想に対する態度はこんな感じである。 あわせてよみたい 僕の瞑想に対する態度はこんな感じである。 沖縄は梅雨に入ってるようであり、連日大雨が降っている。最近、渇水気味でダムの貯水率が減っていたので、雨が降るのは良いのであるが、朝晩の通勤時間に混雑してるのが大変迷惑である。いつもより早く会社に出勤してもギリギリの到着であり、これは何かあったら遅刻してしまうわ。 朝の通勤時間のために削ってるのが瞑想をする時間であり、これも困ったことである。僕がいつも瞑想をしている時間というのが、会社に出勤するために車に乗り込んだ後、20分間だけ瞑想をするという習慣がある。朝に雨が降ってる時には遅刻をしないため…
あかぬ色香は昔にて 祐徳稲荷神社の尼寺としての前身「祐徳院」に関する研究日記 ※タイトルは、祐徳稲荷神社の創建者である花山院萬媛の愛された皇太后宮大夫俊成女の歌「梅の花あかぬ色香も昔にておなじ形見の春の夜の月」から採ったもの。 ※萬子媛という呼び名は明治以降のものと思われるので、存命時の呼び名の一つであった可能性の高い「萬媛」に統一したい。このことについては研究日記の中で触れるが、さしあたって次の記事を参照されたい。 mysterious-essays.hatenablog.jp はじめに 祐徳稲荷神社とは 境内摂末社と、そこに祀られている神様 石壁神社 命婦社 岩本社 岩崎社 若宮社 執筆に…
とんでもない文学に出会ってしまった。 J.K.ユイスマンスの『さかしま』 さかしま (河出文庫)作者:J・K・ユイスマンス河出書房新社Amazon 原タイトル : À rebours, (1884 , フランス)A Rebours by Joris-karl Huysmans (Folio (Gallimard))作者:Huysmans, Joris-KarlGallimard EducationAmazon 少々難解ゆえ、腰を据えて三読した。 ユイスマンスの博識と感性から成る小宇宙、 「人工楽園」 これを神秘といえようか、、、 全てを理解できるわけないけれど、 それはそれで、 無理に理解しよ…
「言霊実験」という用語は、一般的な科学的な文脈では使われない言葉ですが、日本の神秘主義や超自然的な信念に関連する概念です。 「言霊」(ことだま)は、言葉や言語に宿る霊的な力や効果を指す概念です。言霊の信仰は、特定の言葉やフレーズが現実に影響を及ぼすという考えに基づいています。 「言霊実験」とは、このような言霊の力や効果を検証する実験や試みを指す可能性があります。具体的な実験方法は様々であり、例えば特定の言葉を唱えることによって環境や自己の状態が変化するかどうかを観察する、特定の言葉を書かれた紙を持ち歩くことによって幸運や健康がもたらされるかどうかを確認するなどが考えられます。 言霊実験は科学的…
ランキング参加中図書室 最近買った2冊、井筒さん本は1981年の講演がベース、密教本は1986年のシンポジウムのまとめ、と図らずも2冊ともライブ感のある話し言葉が元である本でした。 私父方神道、母親キリスト教、父方祖父は宗教嫌いとなかなか複雑な宗教環境にありましたが、そういう意味では仏教は身近にないが故に自由で、仏像巡りや龍樹、原始仏教や禅、密教マンダラあたりを楽しくかじって来ました。 そして東西神秘思想の邂逅や類似点と違いなども面白いのですが、例えばユングのマンダラへのアプローチ(始めは理解されないと危惧し人には言わず自らの治癒のため描いた絵(red bookかな?)が、東洋ではマンダラと言…
www.youtube.com 私を知る旅の語り部 Daso Sufiです。 =========== 失われたことば =========== 失われた言葉というのは 東洋の神秘家の間に長きにわたって存在してきた象徴的な語句です。 この特別な問題を理解しようとして、 数多くの霊的で神秘的な教団が形成されてきました。 しかし、実際には、問題を解いた人はみな、その後、 それについて、めったに口を開きません。 東洋の古代の物語は、 神秘の壁が存在していたことを教えます。 壁を登って向こう側をのぞこうとした者はみな、 ほほえんで向こうに飛び降り、 二度とこちらに帰ってこないのです。 そこで、土地の人々は…
こんにちは。💚 今の自分の命と魂を地球で最大に活かして生きる私が 知覚を拡大する旅路で体験した情報を共有するブログ🌌 さて、ということでブログ名も変更してみた。 数秘1を使って(D1)直観で書き連ねていく所存でございます。 ○自己紹介○ 名前はひとみです。出生は日本。LP34/7。太陽牡羊♈月乙女♍。B型。KIN118(音1・白い鏡・白い鏡)。 なかなか壮大なブログのタイトルになってもーた。 私にとって知覚拡大というのは、 自分の感覚をありのままに味わいつくして ワタシ の中の潜在意識を顕在意識にあげていく過程でそれは起こると感じる。 知覚拡大=潜在意識・潜在能力の開花。 私は私の可能性をこの…
キリスト教において神秘主義は端的に異端とされているように思う。 まず浮かぶのはマイスター・エックハルトである。 上田閑照先生の(その深い知見ゆえについ先生とつけてしまいましたが、勿論お会いしたことはございません)「禅仏教 根源的人間」1993 岩波同時代ライブラリー 初出は1973年8月筑摩書房刊 のさわりだけをちょっとだけ読んだ((笑))。 禅と似ているといわれるというドイツ神秘主義に含まれるエックハルトは「何故に神は人となり給うたか」(Cur deus homo?)という問いに対し、ある説教でこう述べたという。 「それは汝(聴衆の一人一人)を神の独り子として、すなわちキリストと同一なる神の…
こんまりさんの片づけ本で、近藤さんが行ったいろいろなひとの片づけで、思ったより全裸で暮らしているひとが多い、という記載があり、気になって調べたところ、約5%のひとがそうだ、ということがわかった。 これは勿論一人暮らしの人へのアンケートであるが、つまりはひとりだととことん気楽でとことん好きなようにする、ということがわかる事実だ。 だが、何十年と全裸になれてしまうと、ある日結婚して服を着なければならなくなると面倒に思うかもしれない。全裸以上に楽な服はないので、これはなかなかむつかしい問題だ。 先祖代々全裸に近い形で生活していた原住民に服を着るようにさせたのは、たぶん「羞恥」「社会性」を押し付けたか…
今朝の体重、朝食前65.9kg、体脂肪率5%。今日はラッキーデイのようである。昨日夜、無理して1万歩まで歩き込んだのが良かったのかもしれない。足の付け根の動きを意識して歩いている。足の筋肉を躍動させる感じで歩いている。するとたぶん全身運動性が高まるような気がする(自分比)。 通勤時のリュックは重い。多分10kg近い気がする。ハードカバーを2冊入れると重くなる。1冊だとそうでもない。気分の問題だが。 その2冊の内の一冊が、「新プラトン主義を学ぶ人のために」(水地宗明ほか編、2014)である。 ここのプロティノスの項から引く。 プロティノスは、われわれ人間の幸福、生の最終目的(テロス)を、プラトン…
10月11月とあれこれと忙しくしているうちに、どんどんと時間が経過してしまってこちらにあれやこれやと記載するのも遅くなってしまった。細かいところの記憶も薄れてしまい、ほとんど記録という形で記すのみになりそうだが、なんとか思い出して書いていきたい。 で、10月18〜19日と本部古書会館で開催されていた洋書まつり。 2日目の昼間にチラと立ち寄る時間があって15分くらいザッと覗いてみる。で、購入したのは、以下。 Marcel Schwob : Le livre de Monelle, (Livre de Poche, 1969)200円 Anthologie des Poetes japonais …
『地球の支配者は爬虫類人的異星人である』 (太田龍)(成甲書房)2007/9/15 <黒死病は異星人の生物兵器だった> 中世(~近世)ヨーロッパの黒死病(ペスト)の原因はUFOを使った異星人の生物兵器作戦であった、などという説明は初めて聞く。これは何らかの根拠のある話なのか。ブラムレイは以下の3冊の著作を引用している。 1、ヨハネス・ノール著「黒死病―悪疫の年代記」(1926年) 2、ジョージ・デュー著「黒死病―1347年」(1969年) 3、ウォルター・ジョージ・ベル著「1665年―ロンドンの大悪疫」(1924年) ・この時代の黒死病(ペスト)には、二つの型が観察、記録された。一つは腺ペスト…
中国ドラマ「長相思(ちょうそうし)」のシーズン1第10話のあらすじは以下のとおりです。 第10話では、物語がさらに深まり、キャラクターたちの内面が色濃く描かれます。このエピソードでは、重傷を負った玟小六(みんしょうろく)が、相柳(こうりゅう)や塗山璘(とざんけい)の助けを受けて回復する様子が描かれています。傷が癒えたことで彼の体は元気を取り戻しますが、心には複雑な思いが渦巻いています。 前話では、玟小六は軒(けん)に捕らえられ、蛆虫による拷問を受け、恐ろしい苦痛にさらされました。そこで見たのは、彼を救おうとする仲間たちの愛情と信頼でした。しかし、彼は相柳や西炎瑲瑹(せいえんしょうい)に対して本…
卒論テーマが四転くらいしたが、「道徳とは何なのか理解したい」というモチベーションは一貫しているため、「法と道徳、その他の社会的規範はどう異なるのか」というテーマで書くことを考えている。一時は唐突に「仏教における悟り」をテーマにしたときがあり、教授に若干呆れられていた(あとプ○ティヌス研究者の方に「キミ、神秘主義者の素質あるよ」と言われた。そうかもしれない)。 ジョセフ・ヒース『ルールに従う』9章「規範倫理学」では、大方の道徳哲学者の意見とは異なり、「道徳的規範とエチケットのような社会的規範の間には明確な区別ができない」ということが主張されている。 批判対象として言及されているのが、フィリッパ・…
10月28日 月曜日 この寝不足の日々から脱出したい。部屋を整えている続きをしたけど綺麗になった気はしない。枕にあったカバーを洗濯した。眠たい。横になるけど雨の音がうるさくてそのまま。朝ごはんは食べなかった。でもお腹は空くから後からヨーグルトとフルーツを食べた。大学へ行った。面談をしたけど一瞬だった。オンラインの場合には理由が必要で、理由はなかったから対面ですることになったけど15分のために大学へ行くことは効率的でない。効率厨ではない。ガストで作業をした。いつ行っても空いているガストが定期圏内にあってうれしい。席に時間がないことが何より嬉しい。それに比較的うるさくないことも。ドリンクバーがある…
五条と宿儺の休戦中の会話/芥見下々「呪術廻戦」 小室孝太郎「MIKOTO(命)」 ▶ 僧侶が唱えているのは普賢菩薩のマントラ(真言)。芥見流では「呪術の起こり」 普賢菩薩は釈迦三尊の脇侍。セットの脇侍は文殊菩薩 家族療法(家族システム理論)の「境界」の事例 ▶ 例えば、親による子供への性的虐待は、「世代の境界」と「近親相姦の境界」と「セックスの境界」等の結界を破っている事になるのでダメージが大きい。 荒木経惟の写真 石川光 編「境界例/家族療法ケース研究」 (ジャケ引用) 映画「誰も知らない Nobody Knows」 (Wikipedia引用 ①) ・結界(梵: sīmābandha)とは:…
友人に声をかけてもらい、こんなライブに行ってきた。 www.jofukuji.or.jp お寺で開催されるライブで、過去にも何度か楽しませてもらっている。 www.tokyo-np.co.jp qonversations.net 1fct.net 今回は尺八、リュート、トンバクとダフ、という、私が普段聴く音楽ではあまり(というか全く)使われていない楽器による演奏で、終演後に尺八の中村一明さんが仰るには「これらの楽器が揃って合奏されるのはおそらく歴史上初めて」との事で、ある意味、歴史的な時間を体験したという事になる。何よりも驚いたのは、この3人の奏者の方が実際に顔を合わせるのは今日この場所が初め…
1. 生涯と経歴ソクラテス(約469年~399年)は、古代ギリシャ・アテネで生まれました。彼の家族は中産階級で、父親は彫刻家、母親は助産婦です。正式な教育は受けず、主に街頭での対話や討論を通じて哲学を探求しました。ソクラテスは、真理を探求するために人々に質問を投げかけ、彼らの考えを深めることを重視しました。 2. 業績ソクラテスは、倫理学や認識論における重要な哲学者であり、特に「ソクラテス的対話法」(問答法)を用いて、対話を通じて真理を引き出す方法を確立しました。彼の教えは、プラトンやアリストテレスを通じて後世に影響を与え、哲学の基礎を築きました。彼は「無知の知」という概念を提唱し、自己認識の…
今回ご紹介するミステリー小説は、『火蛾』とあう本になります。 この本は12世紀の中東を舞台に、宗教と神秘に彩られたミステリーを描いた作品です。 メフィスト賞を受賞したこの作品は、壮大なスケールの中に閉ざされた世界と連続殺人事件という緊迫のストーリーが展開され、読者を未知の領域へと誘います。 発売後から文庫化されず、なかなか手に入らないと言われていたそうですが、23年に文庫化され、現在は電子書籍も発売されています。 物語のあらすじ 詩人ファリードが伝説の聖者の教派につらなるという男を訪ね、彼から聞いたのは若き行者アリーの物語でした。 アリーは姿を顕さない導師と四人の修行者が住むという神秘的な山で…
畏敬の念と宗教の関係 畏敬の念(reverence, awe)は、自然や宇宙の圧倒的な力、神秘、生命の不思議に直面したときに生じる感情で、人間の限界を超えた何かへの感謝や恐怖、尊崇の心を含みます。これが体系化され、人間の存在意義や価値、道徳を形作るものに発展したのが宗教とされています。以下では、畏敬の念と宗教がどのような形で結びつくのか、その関係性を詳しく解説します。 1. 畏敬の念の根源と宗教の起源 自然崇拝と畏敬の念原始的な宗教は、山、川、太陽、雷などの自然現象に対する畏怖や感謝の念から始まったと考えられます。自然の力に対する人間の無力さを感じた人々は、それを神格化し、祈りや儀式によって自…
ebi76.hatenablog.com 羽田談 世界最終戦争のあとに法華経にいう仏国土がこの世にできると信じた石原莞爾。 荒俣宏氏の長編小説の一部を千葉葉介氏が漫画に描いた「帝都物語」では 石原莞爾と北一輝が電話会談する場面がある。 が、実際ふたりは話をしたことはないと思う。 北一輝は2,26事件の一翼を担った思想的首謀者であるが、小説では法華の呪術を使って反乱将校たちを応援する設定になっている。 北一輝もまた法華の信仰を持っている一種の社会主義思想者だったようだが、実際に神秘主義者でもあったようだ。 石原莞爾に比べ、北一輝は現代の評価はあまり芳しくない。この人物は一種のパラノイアとする意見…
とつぜん子輿が病気になった。子祀が見舞いに行くと、子輿はこう言った。「ああ偉大であることよ。あの造物者はわたしをこのように曲げてしまった。背中が曲がり、五臓が上に上がり、あごがへその下に隠れ、肩が頭のてっぺんより高くなり、髪のもとどりが天を指している。陰陽の気が乱れてしまったのだ」。 子輿(しよ)は、心は静謐でうろたえもせず、よろめきながら井戸に向かい、水面に自分を映すと、また言った。「ああ、あの造物者が、わたしをこのように曲げてしまった」。 子祀(しし)が言う。「君はそれが憎いか」。 子輿が答える。「いや、どうして憎いことがあろうか。だんだんとわたしの左腕を化して鶏にするならば、わたしは時を…
今日は『The Lost Boys』という映画について。 この映画も80年代です。 私の印象に残っている作品には、80年代の物が結構あります。 『The Lost Boys』は、そのサントラ音楽でテーマ曲でもある、”People are Strange”という曲が有名。 ご存じない方のために、この映画はサム(ティーンの高校生)とその兄、マイケル、そしてその母、ルーシーが架空の街、「サンタ・カーラ」に引っ越してくる所から始まります。 母のルーシーは離婚して、アリゾナから家族で引っ越してくるという設定。 この舞台になる、「サンタ・カーラ」という街、ビーチ沿いで週末は遊園地でカーニバルがあり、老若男…
U.G.: 空間はどこにありますか? 四方の壁がない空間はありますか? 空間というものがあると何があなたに教えているのですか? この質問について他の人が言ったことを繰り返さないでください。思考がなければ空間はまったくありませんか? ありません。思考は空間だけでなく時間も作ります。思考がある瞬間、時間と空間があります。 思考は明日を作りました。あなたは明日の希望を作ってしまったので絶望を感じます。あなたの唯一のチャンスは今です。希望は必要ありません。自己やアートマの概念も有効ではありません。私はそれを見つけようと一生懸命努力しました。それは哲学者によって間違ってまとめられました。 思考は身体であ…
下記文章はユーチューブ動画の原稿と挿絵です。保存のために、ここに残すものです。 元修道女 キリスト教徒の神人合一 空(くう)を悟る可能性‼ 私は無いに気づいた後は、をお送りする宮本昌俊です。今回で32回目の動画になります。今回の動画ではキリスト教徒の方でも空(くう)の境地に達することが出来るかもしれないという可能性を感じさせてくれるうってつけの本をご紹介しようと思います。それは紀伊國屋(きのくにや)書店から出版されている「自己喪失の体験」という本です。ウィキペディアの英語版で著者であるバーナデット・ロバーツさんの経歴を見てみると、1931年にカリフォルニア州において敬虔なカトリック教徒の両親の…