▼今日は、東日本大震災・福島第一原発事故(2011.3.11)から丸10年にあたります。 ▼人びとの心にも、街にも、野山にも、産業にも、癒えない傷が残っています。岩手県・宮城県・福島県を中心に、22,242人の命が奪われました。「震災関連死」とされる方々は福島県が最も多く、2,313人です。故郷を追われ、過酷な避難生活を送るうちに亡くなったのです。地震・津波による死者1,614人・行方不明者196人の合計を上回っています。 ▼今はたくさんの報道がありますが、まもなくコロナやオリンピックや選挙の話題にかき消されていくでしょう。原発事故について、ごく基本的なことだけ書きとどめておきたいと思います。…