①始めに 記録は、すべてを残す。 そう信じられてきた。 だが2005年、兵庫県で起きたJR福知山線列車転落事故には、今も語られない“空白”がある。 事故そのものは解析され、原因も公表された。 それでも、直前の数分間に関する映像と証言が、決定的に噛み合わない。 この違和感を、あなたは偶然だと片づけられるだろうか。 ②現場の状況 事故が起きたのは、朝の通勤時間帯。 列車はカーブを曲がりきれず、脱線・転落した。 現場周辺には複数の防犯カメラが設置されており、事故後の状況は詳細に記録されている。 だが問題となったのは、事故直前、列車内部と沿線の一部映像が存在しない、または極端に断片的だった点だ。 「見…