護国寺は、東京メトロ有楽町線の護国寺駅からすぐのところにあります。綺麗に整備されているにもかかわらず、敷居が高くなく、のんびり過ごすのにもいいお寺です。一般の参拝客のほか、ランチタイムには近隣にお勤めの会社員の皆さんがお弁当を食べている様子が見受けられます。幼稚園帰りの親御さんとお子さんが過ごしている姿も見かけます。 当寺の創建は天和元年2月(1681)、五代将軍徳川綱吉公が、その生母、桂昌院の発願により、上野国(群馬県)碓氷八幡宮の別当、大聖護国寺の亮賢僧正を招き開山とし、幕府所属の高田薬園の地を賜い、堂宇を建立し、桂昌院念持仏の天然琥珀如意輪観世音菩薩像を本尊とし、号を神齢山悉地院護国寺と…