詩人、アナキスト。1904年4月20日、福岡県松ヶ江村<現北九州市>生まれ。
24年創刊の『詩戦行』への参加が、詩作、アナキズムに関わる出発となる。局清の筆名。30年、小野十三郎と刊行した『弾道』の編集発行人として本名秋山清の名を使う。「解放劇場」にも参加。
1946年以降は詩の同人誌『コスモス』の刊行に関わり、アナキストの連合に参加、新日本文学会の運営にも関わる。59年最初の詩集『象のはなし』を刊行。72年以降はその時点で関わっていた全てのグループから離れる。88年11月死去。
毎年11月下旬頃秋山清を偲ぶ「コスモス忌」が開催されている。
著作は多数。『日本の反逆思想』60年刊、『秋山清詩集』68年刊、『ニヒルとテロル』68年刊、『アナキズム文学史』75年刊、『大杉栄評伝』76年刊等。2006年2月より全11巻の『秋山清著作集』<ぱる出版>が刊行され始める。