宝来山(ほうらいさん)古墳は唐招提寺の北西に近接(200m程)して、その美しい姿を保っています。 東に400m程に秋篠川が流れ、その上流(北)2㎞に佐紀古墳群の西支群があって、この宝来山古墳を佐紀古墳群の南支群とする考え方もあります。 宮内庁が垂仁天皇陵として管理する陵墓で、前方部右裾側に拝所への入口が。 水を湛えた広い周濠の南東側は、後世に拡張されているようです。 周濠の中にも陪塚が。 きれいに整備されている拝所への小径。 拝所までの左側にもため池がありますが、周濠のほうが水面が高いのがわかります。 手前側が前方部右裾、奥が後円部。 奈良県立図書情報館のサイトによれば、宝来山古墳は墳長227…