バカゲーに見せかけた社会派ゲーのぬきたしシリーズ。「2」は許容と共存がテーマ。 「包摂と排除の原理」により、人間は共同体の統合性を高めるため、異端を創って排斥する。 それがマイノリティに対する差別を生み出すのだが、この問題を解決するにはどうすればいいか。 LGBTのため差別され怨恨に駆られた秋野水引は、無秩序と混乱を望み社会体制の転覆を図る。 秩序の為にマイノリティを排除した結果「無敵の人」を生みだし秩序が崩壊するという矛盾を抉り出す。 そんな現状に対し、主人公くんは価値観の異なる者たちの相互理解と共存を提唱するのだ。 秋野水引のキャラクター表現とフラグ生成過程 LGBTであるため排斥され続け…