文明のなかの科学 村上陽一郎/著 出版者 青土社 1994.6 1.概要 著作(翻訳でなく)は、久しぶりに、村上陽一郎さんを取り上げます。 「死」の臨床学(読書感想文もどき) 実体験と広い教養ベースの村上陽一郎氏の深い思索 - 中高年michiのサバイバル日記 一昨年の11月20日の「死」の臨床学 以来となります。 本書は、1994年の著作ですが、村上陽一郎さんのたくさんの執筆の テーマが、この本に網羅・集約されている感じです。 「科学」「技術」の誕生、日本における科学技術、文明と文化、 近代文明とキリスト教、科学革命、寛容の徳、多元主義、といった、 議論です。 硬めの本に、この本棚イラストは…