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放映期間:1972年10月1日〜1974年9月29日(全105話)
「いなかっぺ大将」の後番組として日曜夜6:00より放映された、タツノコプロ製作のSFアニメ。その原典は、吉田竜夫原作の漫画「忍者部隊月光」と言われる。
緻密なメカ描写、丹念に描かれたアクションシーン、そして実験的要素の強かった画面作り。これらは間違いなく、当時のアニメ作品では画期的だったと言えよう。サンライズスタジオが「ゼロテスター」製作の際、「透けて見えるゴーグルの塗り方」を教えて貰ったという逸話さえも存在している。
ストーリー面では拙い話も数多く存在するが、大鷲の健とレッドインパルス隊長を巡るドラマや、シリーズ終盤でのコンドルのジョー関連のエピソードは必見。この痛々しくもハードな展開は、後に製作された続編各作へと多大な影響を与えることとなった。
1978年、"Battle of the Planets"のタイトルで米国放映。しかし、バイオレンスな描写はカットされ、ストーリーも改変されている。
なお、アニメブーム真っ只中の1978年7月15日に、本作を再編集し、すぎやまこういちの新録BGMを添えた劇場用作品も上映されている。
世界征服を企む、悪の秘密結社ギャラクター。
破壊と策謀の限りを尽くす、この非道な悪の集団に対抗すべく、国際科学技術庁の南部博士は自らが結成した科学忍者隊を出動させた。
ガッチャマンことG-1号大鷲の健、G-2号コンドルのジョー、G-3号白鳥のジュン、G-4号燕の甚平、そしてG-5号みみずくの竜。
5人の少年少女で構成された若き忍者達は、「実態を見せず忍び寄る白い影」としてギャラクターに戦いを挑むのであった。