境内には薬師堂があり、昔からあめ薬師でも知られている。とくに「眼病にご利益」があるといわれている。子供のときは初夏にある縁日(7月8日)に行って、白くて中にゴマが入っている飴を買ってきたものだった。あれはぶっかき飴というのだそうだ。水飴と白砂糖に黒ゴマをまぶして煮詰めた塊で、それをナタでかき割ることからぶっかき飴となったそう。 なんと行かないうちに、このぶっかき飴の販売はなくなってしまったそう。代わりに地元の菓子屋が「薬師のあめ」として販売をしているそうだ。あまり美味しかったという記憶もないが、なんか悲しいことである。 この13番というのは西武秩父駅や秩父鉄道のお花畑駅からも近く、旧市内の中心…