芝垣亮介・奥田太郎編『失われたドーナツの穴を求めて』(1) 先日、BOOKOFFでぶらぶらしていたら、面白い本が見つかった。『失われたドーナツの穴を求めて』という本である。 タイトルに惹かれて手に取ってみると、右上に穴があいている。実際には、 こんな図の黒丸のところに穴があいているのだが、やや面白みに欠けるので、ドーナツ似の図形に置き換えてみた。ドーナツ似の穴から、「光」(宇宙)を見るイメージである。 昔、実際に穴のあいた本を見たことがあるが(『人間人形時代』)今回が2度目である。 また上の写真ではわからないが、タイトルの「失われたドーナツの穴を求めて」の印字がカバーフィルムになっている。これ…