木曜日、 無になること、空(くう)になること、これの往復運動なんて、これまでの人生で全然意識してこなかった。 voicy.jp 無になるというのは、何も考えないことだ。例えば、作業に没頭していたりすると、何も考えずに勝手に手が動いていたりする。 この無の究極系が、呼吸だ。「呼吸をしよう」といちいち考えて呼吸している人はいないだろう。無になるというのは、まるで呼吸をするように考えずに何かを行うこと。 一方で空(くう)になるというのは、空間と一体になるような境地。 何かの行動を起こす際、まずそこには「私」という主語があり、この私がその作業をしているのだけど、やがて自我を失いその空間自体が主語となる…