随分寒い頃だった。2009年当時の私は、「空を見上げる少女の瞳に映る世界」というアニメを見つけた。見つけるだけ見つけて本編は見なかったのだが、EDには惹きつけられた。それがCeui氏の「光と闇と時の果て」だ。 本編を知らない私が言うのもおこがましいが、なんとまあ壮大な曲調だろう。最初聴いた時は、映画の主題歌で使われているのかと思ったぐらいだ。ケルト音楽を思わせる音階が所々で見られ、遥か遠い地を旅しているかのような雰囲気を醸し出し、Bメロの水滴音~サビのウィンドチャイムが雨上がりの太陽の光に包まれた景色をイメージさせる。たっぷりと溜めた後にバスドラが響き、キラキラと輝くサビへと向かう。視界一面に…