2019年第161回直木賞候補作。新潮文庫 565頁の大作。 戦後復興・高度経済成長時代の女性~イラストレーター、ライター及び、専業主婦の3人は、雑誌社を介して接点があるもそれぞれに壮絶な人生を歩んでいた・・・。 窪さんは3年後(167回)、「夜に星を放つ」で同賞を受賞するが、小生にはむしろ本作の方が(受賞に)ふさわしかったのではと思った。 それほど、本作で描かれた3人の女性の人生は迫力に満ちたものであった。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★★) 選者評~高村薫氏「高度成長期に訪れた”女の時代”を、行き届いた時代考証とともに群像劇にしていて、十分に面白い。もともと等身大の女性を描くことに長…