19世紀中葉から生じた地理学の一ジャンル。
古典的な立地論としては 農業立地論・・チューネン、ダン、アロンゾ 工業立地論・・ウェーバー、フーヴァー、グリーンハット 中心地理論・・クリスタラー、レッシュ、ベリー、ギャリソン 「空間独占の理論」・・ホテリング、チェンバレン 貿易論・・オリーン
などの研究が知られる。 現代においては例えばコンビニエンスストアやチェーン店の配置などで立地論が用いられる。
オリックス・バファローズvs東京ヤクルト・スワローズ。プロ野球のオープン戦を京セラドーム大阪で久しぶりに観戦した。今回は、プロ野球球団の立地論的なことを考えてみたい。球団の経営戦略を地理学的な観点から見てみるということだ。 オリックスとヤクルト、この両球団はそれぞれ、大阪と東京の球場を本拠地としている。大阪の球団と東京の球団である。しかしながら、大阪、東京それぞれの唯一の球団ではないし、大阪の代表的な球団、東京の代表的な球団とも言えない。大阪、東京を代表する球団と言えば、御存知、阪神タイガースと東京読売巨人軍である。これを否定する人は(オリックス、ヤクルトのファンを除いて)誰もいないだろう。 …