1951年群馬県生まれ。落語家、作家。
70年立川談志に入門、83年立川流落語会真打に。落語会の将来に疑問を持ち、書きつづった小説集『シャレのち曇り』で作家デビュー。TVやラジオ出演、新聞や雑誌の連載など幅広く活躍中。また130回を越えた東京・下北沢での独演会をはじめ、講演における「話し方教室」で全国行脚を展開中
神田は神保町の「らくごカフェ」なる寄席で、以前から憧れていた立川談四楼師匠の二人会があるとのことで参加。「強い雨風、月末かつ平日の週末、よくぞお集まりくださいました」とは開口一番の咲之輔師匠の言葉。あいにくと観客はまばらであったがその分独占した気分にもなれた。 噺は4席で、 談四楼師匠「熊の皮」 早く仕事を済ませた甚兵衛が長屋に帰ると、妻からたっぷり家事雑用を頼まれ、それが済むと、「近所のお医者の先生が出入りしているお屋敷でお祝いごとがあり、届いたお赤飯をおすそ分けしてもらったので、お礼の挨拶に行っとくれ。くれぐれも『女房がよろしく申しておりました』と伝えるのを忘れちゃいけないよ」そして甚兵衛…
面白ろうございました、10/5(日)に買ってたった今(10/7:火)に読み終わった。ちょうど酔った勢いで買ったキンドルが届いたのと同時に。この本は自身の身の上を脚色して小説化したもので、ドキュメンタリと錯覚するほどにリアルで面白い、この人の噺をちょいと追いかけてみようかなどと言う気にさせてくれる。 やはり読書はいいや、これも秋の夜長のせいかな。 なおこの本で立川談志師匠の言葉を思い出した「赤穂浪士は2000人から居たんだが討ち入りしたのは47人、そっちは講談に任せきゃいいんだ、落語ってのはよう残りの1953人の噺なんだよ」、上から目線で気に入らなかったがこちらが「たかが芸人風情が~」と上から目…
文字助のはなし ――立川談志を困らせた男 (単行本) 作者:立川 談四楼 筑摩書房 Amazon 『赤めだか』(立川談春)にて気になる人物が出てきたので、どんな人だったのかと思って読んだのがこの本。 「立川談志を困らせた男」と副題がついている。 あの談志を困らせたということは、相当なお方だったのだろうな、と想像されるわけだが、期待を裏切らないその姿が描かれている。 談志の矢のような催促をものともせず、文字助は上納金を払わなかった。ない袖は振れねえの一点張りだった。業を煮やした談志は、独演会の前座に使うことを思いついた。ギャラを払わず上納金にとの手段だった。ついに完済した文字助、我らを前に高笑い…
落語家、作家の立川談四楼(73歳)が「7人の弟子」という本を出版しました。 師匠の談四楼と弟子たちの涙と笑いの日々をつづった実録小説です。 弟子には 東大出の商社マン 声優 公務員 女性など 8人の異色な弟子人達です。 7人としたのは語呂が良いからだそうです。 私は、立川談四楼のX(旧Twitter)をフォローしています。 フォロワー数、15.8万人 自分の思いを的確に時事問題を140文字で表現しています、私も大いに参考にしています。 その談四楼ですが、これは今日の東京新聞の本の紹介で初めて知ったのですが 1983年に「立川談志」が弟子の真打昇進試験不合格に激怒し、落語協会を脱退して立川流を立…
小説を読んで、「面白い!」と思わせてくれる瞬間が好きです。 いわた書店による選書ですが、面白い一冊に出逢いました。 ファイティング寿限無(じゅげむ) 立川談四楼:著 祥伝社文庫 個人蔵 北海道砂川市いわた書店の一万円選書にて選書さる 作家さんがまさかの落語家。 その噺家(落語家)さんが書いた小説になるのですが、これまた面白い。 主人公も落語家なのですが、師匠から(落語以外の何か)を身に着けることを勧められ、とあるきっかけからボクシングを始めます。 いざトレーニングを始めてみると、これがまた(本業の)落語よりも筋がよく、ほどなくしてプロデビュー。落語家とボクサーの二刀流は単なる飾りではないことを…
落語家、立川談四楼の辛口のツイートが面白いのでフォローしています ツイッターのプロフィールには落語家・たてかわだんしろう・落語立川流・作家・書評家・口も立ち筆も立川談四楼・著書 新刊 「落語家のもの覚え」ちくま文庫「しゃべるばかりが能じゃない」毎日新聞出版「シャレのち曇り」PHP文芸文庫「ファイティング寿限無」祥伝社文庫「談志が死んだ」新潮文庫「声に出して笑える日本語」光文社知恵の森文庫他多数966 フォロー中 11.3万 フォロワー きょうのツイートは菅さんの不出馬に、小池都知事は「大変驚いた」んだそうな。もっと気の利いた言い方はないのかね。「私はフリップ芸を始め、横文字を駆使するなど対策に…
立川談四楼さん。名前でわかる通り、故・立川談志の弟子。辛口世評は師匠譲りか。 師匠の談志は1971年、参院選挙に出馬し、当選。1期だけ議員を務めている。当時の全国区で、50人中50番目の最下位当選だったため、当選が判明したのは明け方頃だったという。談四楼さんによれば、「新聞記者ってのは意地悪でねえ、『談志師匠、ビリでしたねえ、ペケでしたねえ』と言ってくるんですよ」と。 そこで、談志は名台詞で切り返す。 「ばかやろう、真打は一番あとから出るもんだ!」。立川談四楼 - Bing video 無所属で立候補したのに、当選直後に自民党に入ったのはいただけないが、今の政治家のように害悪を垂れ流すようにな…
「トヨタは偉いですな。開会式にも出ないし、せっかく作ったCMも流さないんですよ。CMではバッハがトヨタ車を運転してて、こりゃ流せない。まあ諸々あってトヨタは五輪から手を引いたんですな。で四輪に専念するという--」この小咄、昨日のお江戸日本橋亭でウケた。すぐ色褪せるので今のうちにどうぞ。— 立川談四楼 (@Dgoutokuji) July 22, 2021 立川談四楼師匠の「世相と政治を斬るtwitter」は正直なところ、大家さんの義太夫臭がふんぷんとしすぎで、「ちょっとがんもどきの注文がまとめて入ってしまいまして」、みたいな感じで避けたいところであるが、これは(めずらしく)おもしろ!! 師匠!…
案の定、夜勤が中止との連絡が入る。 雨音を聞きつつ『シャレのち曇り』を読了す。 つづけて立川流関連のとある本にとりかかったのだが。 びっくらこいた。 噺家本人の名義ではなく、プロの物書きによるものとのことで。 全体に立川流の前座たちへの取材でつづられているのだが、これがよろしくないのよ。 文章がよろしくない。 カッコの発言者が誰なのかあいまいであったり、 センテンスとしての重複も目に余れば、 構成が不明瞭でダブっているところがあったり。 有体に言って、わかりにくい。 素人目に見ても、文章として不細工なのだ。 ぎくしゃくしている。 もっとすっきりできるだろうに、と不遜にもつい赤ペンをつけたくなる…
立川談四楼著『談志が死んだ』新潮社 夢中で読んだ。 一門の落語協会脱退騒動の発端となった古参弟子が、師匠を語る。 死後、その弟子たちによって様々な角度から語られた談志だが、この本のポイントは大雑把に言ってふたつ。 立川流旗揚げ前を知る弟子によるという所。 もうひとつは「書かざるは立川流に非ず」と豪語する談志に「小説はお前に任せる」とまで言わしめた自称「落語もできる小説家」による、というところ。 して、本作もあくまで『小説』であると断っている。 ようするにフィクションですぞ、と言いたいのか。 噺のように。 んが、 言葉にする。文章にする。という行為はそもそも形の無いものを言葉という型に落としこん…