明治維新の立役者、坂本竜馬の生涯を描いた小説。 司馬遼太郎作で、1962年〜1966年にかけて産経新聞の夕刊に連載された。
4度制作された。1968年の大河ドラマが最初で、坂本竜馬を北大路欣也が演じた。 以後、この作品での坂本竜馬は、萬屋錦之介、上川隆也、市川染五郎が演じた。 なお、1968年放送の「竜馬がゆく」は、VTRは1本しかない。全編を見れるのは、上川隆也での「竜馬がゆく」を横浜の放送ライブラリーで視聴できる。
もう少し、本のことについて書こうと思う。 読書に目覚めたのは高校生の頃。図書館で借りることもしていたが、ある頃からは読み終えた本を書棚に並べて行き、それが増えていくことに喜びを感じるようになった。そのため借りるより買うことが多くなっていった。その全てをお小遣いだけで足りていたのかはよく覚えていない。書籍購入は、別に貰っていたような気もする。 このころは、前にも書いたが、いわゆる「古典」と呼ばれる本が多かった。サマセットモームの『人間の絆』や島崎藤村の『破戒』などからは、新たな気づきや価値観に本を通して触れ、学んでいたように思う。目の前に知らなかった世界がどんどん広がって行く感覚が心地よかった。…
ボンジ ボ この前、時代小説の「三大巨匠」の話をした。 トレビ ト 一般的には司馬遼太郎、池波正太郎、藤沢周平を指すわね。 ボ オレもその通りやと思うんよ。これに加えて、隆慶一郎も好きなんやけど、小説家としてのデビューが遅くて、活動期間が短いのもあって「巨匠」と言うイメージではないかもしれへんね。司馬遼太郎の『竜馬がゆく』は、二十歳になるまでに読んだけど、そのころは心酔して「オレらの年代はみなが読むべきもんちゃくか」と思たよ。 竜馬がゆく ト 日本の歴史的事実を、生き生きと知るには、は良いわよね。司馬遼太郎は、明治維新の英雄には畏敬の念を持っていたようなんだけど、昭和の指導者には不信や批判が強…
読了までじつに千年を費やした。 読書が苦手だ。 友人いわく「文字なんて飲み屋のメニューまでしか読みたくない」。 わたしもだいたいそんな感じである。 それでも読み切れたのは、ひとえに司馬遼太郎の筆力がすさまじかったからにちがいない。 せっかくなので各巻の感想をまとめておく。 最初の方は記憶が霞んでいるところもあるが、ご愛嬌ということで。 各巻感想 1巻 2巻 3巻 4巻 5巻 6巻 7巻 8巻 好きなキャラ 好きなシーン 司馬史観とかいう現代人が勝手につけた不名誉な称号でけなされるかわいそうな司馬遼太郎 各巻感想 1巻 黒船来航、地震、父の死。 激動の幕開けのなかで、竜馬は思っていた以上に飄々と…
今日は晴れていました。 今夜のおやつは乳菓。 竜馬がゆく。 「竜馬と歩く土佐銘菓」 風味豊かなミルクをふんだんに使ったしっとりとした食感の乳菓とのこと。 箱にデザインされていた坂本龍馬の家紋は「組み合い角に桔梗紋」というそうです。 製造者は高知県高知市の㈱青柳さん。 頂き物です(高知土産)。 個包装になっていたので、1個もらってきました。 1個当たり97kcal。 小ぶりなミルク饅頭。 餡はなめらかで程よい甘さ。 しっとり食感で優しい味わい。 美味しいお菓子をありがとうございました。 今日は家に帰り着く頃には暗くなっていました。 仕事が忙しかったわけではないのですが、昨日よりも疲れました。 帰…
(2019年1月15日投稿) 評価5 慶応3年(1867年)10月15日大政奉還成立慶応3年(1867年)11月15日坂本龍馬暗殺 日本の歴史の扉を未来へ押し開けたまま流星のように龍馬が逝った。 こんなに夢中になって読んだ本がかつてあっただろうか。貪るように読んだ。たぶん19歳の私も寝る間も惜しんで読んだに違いない。気が付かないまま龍馬の生き方が自分の物事の捉え方の指針になっていることに気がついた。「竜馬がゆく」私の人生の友である。
(2019年1月13日投稿) 評価5 第2次長州征伐の後始末に勝海舟が復活登場。竜馬は唯一の風帆船を失い、亀山社中は窮迫した生活を余儀なくされるが、反幕陣営への参画を模索する母藩から脱藩の赦免を受けて海援隊を結成。物語は、岩崎弥太郎の流転の人生、竜馬の船いろは丸と紀州藩船明光丸との衝突事件、中岡慎太郎の倒幕への執念を経て、船中八策による大政奉還へと突き進む。数年前、大政奉還の策を竜馬に囁いたのは、なんと、幕閣の勝海舟、大久保一翁だった。いよいよ次巻最終回に突入!
(2019年1月12日投稿) 評価5 第1次長州征伐から薩長同盟締結、寺田屋での竜馬襲撃事件を経て第2次長州征伐まで。 第1次長州征伐で幕府に敗れた長州は、藩の命運を握る桂小五郎などの主力藩士が薩摩許すまじの機運で満たされていた。そんな中、倒幕のためには薩長の力が必要だと考える竜馬は両藩の同盟締結に心血を注ぐ。竜馬が作った亀山社中(後の海援隊)を隠れ蓑にして、薩摩名義で軍艦と武器購入をし長州に斡旋することで長年の両藩の憎悪も解消され、竜馬も軍艦を操って参戦した第2次長州征伐で幕府軍に勝利!いよいよ物語は終盤へ。 まだまだ出身藩にとらわれている西郷、桂に比べて竜馬の世界観が飛び抜けていることに驚…
(2019年1月10日投稿) 評価4 勤王の道を驀進する長州藩の異常加熱が浪人志士団の暴発を呼び、池田屋事件を誘発し、さらに池田屋事件がそれに憤激した長州藩兵の大挙上洛となり(蛤御門の変)、幕府の長州征伐へとつながって行く。長州、薩摩の動静が詳しく語られて、竜馬の出番は思いのほか少ない。 竜馬の北方浪士軍建設案は世情に霞み、心血を注いだ神戸海軍塾も幕府の手で解散させられてしまった。しかし、幕府の弱体化は火を見るより明らかである。西郷と出会い、長州の内情を探る竜馬に次なる秘策はあるのか!?物語は佳境へ。 いやはや、竜馬をめぐる、おりょうとお田鶴さまのバトルが凄い。思わず、「頑張れ!お田鶴さま!」…
(2019年1月7日投稿) 評価4 神戸海軍塾作りに奔走する竜馬を中心に物語は展開。世情は禁門の変を転換点にして、長州藩が没落し土佐の武市半平太一党も粛清され、京都市中を新選組が跋扈する混沌とした状況に陥っていた。しかし、勝海舟の引き合わせで、当時の最新情報を習得した竜馬は虎視眈々と勤王開国の時を待つのであった。 しかし、こんな大事な話の中で、主人公のスーパースター坂本竜馬は千葉道場で寝小便をしてしまう!しかも娘のさな子に見つかってしまう!いやー笑った!!!司馬遼太郎恐るべし(笑)!
(2019年1月6日投稿) 読書4 竜馬29歳までの物語。島津久光の命により薩摩藩士が勤王倒幕をもくろむ薩摩藩士を襲撃した寺田屋騒動から、薩摩藩士が英国人に切りつけた生麦事件を経て、勝海舟との出会いをきっかけに「日本人」を意識し始めた竜馬は帰藩を許され、勤王開国に向けて海軍学校作りに奔走する。独自の論理で突き進む竜馬の土台は固まった! おりょうも海舟も出て来て、これからが楽しみ。しかし、「幕府の役人なのに大丈夫なの?」と思うくらいの海舟の自由奔放さに驚かされる。