灯かりをつけましょぼんぼりに、お花をあげましょ桃の花‥‥‥お馴染み桃の節句のお雛さまは、見ていて心が和むばかりか、きもの・食器・調度品なども、西陣織や輪島塗など伝統工芸の本物を使っているのを見ると、元禄時代の華やかな文化が成した技だと推測できる。 童謡唱歌の「うれしいひなまつり」では、お内裏さまとお雛さま 二人並んで すまし顔‥‥‥。お姫さまを「お内裏さま」と言うと、男雛の方が「お雛さま」となるような勘違いが、後世に残る歌詞となってしまった。最上段のお二人ともがお内裏さま(親王さま)と覚えておくと正解だ。 男女の位置は、天皇の座位置が関西の普通で、京雛では左がお姫様となり、関東では徳川将軍の座…