馬の能力を揺るがすもの ゲート入りを果たす全ての馬に"走りたい"意欲を確認できる。(ビリの16位入線馬もきちんと走り切っている) しかし走りに苦痛が伴う以上"走りたくない"意志も存在し馬の中で相剋を成していると考えられる。1.6kmを走破し僅か0.5秒でも入線が遅れれば「惨敗」とも言われる厳しい世界では、これが機械ではない競走馬たちのレース結果に振れ幅を持たせている事は疑えない。 これから走るレースのトラックや距離も知らない馬にとってレースに対する印象、自信・不安は発揮される能力値に直結し、視覚など彼らの感覚に入力する多種の要素がそれを左右すると考える。 例えば「前走、極端に出走頭数が増えてい…