人事という仕事柄「残業」は日常的に向き合うテーマです。 36協定、残業時間の集計、是正指導、管理職への注意喚起など。 制度や数値としての残業管理は、私にとってはある意味“慣れた業務”になっています。 一方で、心のどこかにずっと引っかかっていた感覚もありました。 「本当にこれで良いのだろうか?」「残業を減らすこと自体が目的になっていないか?」 そんなときに手に取ったのが、この「深夜残業」という作品です。 職業柄ではありますが、ビジネス書ではなく“小説”という形で残業問題を描いている点に、強く惹かれました。 『深夜残業』のあらすじと作品の印象(ネタバレ控えめ) 「残業時間を減らす」ことへの違和感 …