仏教に見る矛盾の魅力 笑い飯・哲夫さんは幼少期から仏教に惹かれ、その探求心を今も持ち続けています。彼にとって最も興味深いのは、仏教の教えに散見される「矛盾」です。普通なら違和感として排除されるものですが、当人はむしろ矛盾こそが仏教の奥行きを示すものだと語っています。 1. 矛盾する教えが示す真意 仏教には一見相反するような教えが存在します。例えば、釈迦は輪廻転生の概念を否定したとされますが、大乗仏教では逆に来世や極楽往生といった思想が広く信じられてきました。また、「無我」を説きながらも、後世では数多くの仏や菩薩が登場し、信仰の対象となっていきます。この矛盾をどう捉えるかが学びの入口であり、哲夫…