「第四次産業革命と教育の未来 ポストコロナ時代のICT教育」(佐藤 学著)を読みました。 新型コロナ感染拡大に対応して、子ども「一人一台端末」が実現しました。 「学びを止めない未来の教室」実現に向けて、学校のICT環境整備は進んでいます。 経済産業省が主導している「未来の教室」とはどんな内容なのでしょうか。 「未来の教室」のICT教育の柱の一つが「学びの自立化・個別最適化」です。 子どもたちに個別の最適な学びを提供できれば素晴らしいように感じます。 しかし、海外では15年前にすでにそれを実施した結果、教育効果が乏しいことが検証されています。 その検証をもとにして、近年では多くのICTプログラム…