今回は肩関節の拘縮についてまとめていきたいと思います。 肩関節の障害は、 骨折や脱臼などの外傷後に続発する拘縮 肩関節周囲炎をはじめとする変性 ⇒これらを基盤に発生した拘縮が非常に多いです。 関節包炎・腱板疎部損傷・上腕二頭筋長頭腱炎・腱板炎・肩峰下滑液包炎など、炎症後の修復反応として各組織間に癒着や瘢痕等で生じる。 そのため、 ⇒運動療法では、対象となる組織のリモデリング過程を援助することが重要。 関節拘縮に対する治療戦略では、安定した関節の再獲得が最大の目的となります。 これは、各関節障害に対するリハビリテーションの共通した基本概念です。 安定した関節、不安定な関節については、次回にまとめ…