長野県松本市 筑摩
筑摩とは、大日本帝国海軍の重巡洋艦利根型2番艦。真珠湾攻撃以来マリアナ沖海戦までずっと機動部隊(空母)と一緒に行動した。レイテ沖海戦のサマール島沖海戦で沈没。
または滋賀県米原市の地名(小字)。鎮座する筑摩神社の例祭は奇祭として名がある。
2021-09-13 ▶【重巡:筑摩(ミッドウェー海戦)】 日本海軍の重巡洋艦としては最も新しく、太平洋戦争開戦時には利根とともに第2艦隊第8戦隊に所属し、機動部隊に部署されて…詳細は列伝で! 【目次】 性能/列伝。 戦技一覧。 錬成一覧。 サルベージ動画。 ▶【筑摩(ミッドウェ-海戦):性能/列伝】 [性能] ★「数値」 HP9432/電撃184/速力1268/対空1617/索敵1604/コスト28 火力2466/装甲1518/命中2021/対潜0/搭載数0/士気減 E ★「配備可能パーツ」 中口径主砲/高角砲/大型電探/魚雷発射管/大型機関/榴弾/探照灯/中型バルジ [列伝] ★「内容」…
2020-09-24 ▶【重巡:筑摩(捷一号作戦)】 同型艦の利根川とともに主に空母機動部隊に随伴して太平洋戦争を戦っていた筑摩は、1944年6月のマリアナ沖海戦での敗北以降…詳細は列伝で! 【目次】 性能/列伝。 戦技一覧。 錬成一覧。 サルベージ動画。 ▶【筑摩(捷一号作戦):性能/列伝】 [性能] ★「数値」 HP8981/電撃187/速力1084/対空1209/索敵2001/コスト28 火力1883/装甲1683/命中1478/対潜0/搭載数0/士気減 E ★「配備可能パーツ」 中口径主砲/高角砲/大型電探/魚雷発射管/大型機関/榴弾/探照灯/中型バルジ [列伝] ★「内容」 同型艦の…
個別科学(時空的で因果的な「レアルな学問」)に前提されている諸々の形而上学的前提に根拠を与えるためには、これらの科学に依拠しないような学問が必要とされる。自然科学と心理学はどちらも外界が存在し、性質を持った多様な物がそのなかで因果的に相互に関連するといったさまざまな前提を不可欠なものとする。もちろんそれらの前提は整合しないことが発覚すれば改訂されるだろうが部分的なものにすぎないし、懐疑的な見方によって容易に揺るがされる。このような懐疑に対してさまざまに提案された形而上学的立場は、いずれもが意識を超越した世界の関係について何事かを述べるのであるが、しかし、意識と独立に成立する存在に対してなにかを…
『彼岸過迄』夏目漱石 ★ 新潮社[新潮文庫] 2024.09.08読了 先日読んだ島田雅彦さんのエッセイで、夏目漱石著『彼岸過迄』の尾行の場面について「探偵小説」の一つだと話していた。漱石ってそんな小説も書くのかなと俄然興味を持っていた。 この小説は朝日新聞に連載された連載で、元々漱石が「元旦から始めて、彼岸過迄書く予定だから単に名づけたまでに過ぎない実は空しい標題である」と序章で言っている通り、内容とは全く関係ないタイトルである。だから逆にインパクトがあって忘れられないけれど。短編をつなげたというスタイルのようだが、今でいう連作短編はここから始まったのだろうか。 なるほど、これは探偵風小説だ…
映画「夏目アラタの結婚 」ネタバレ!真犯人は?品川真珠の正体と明かされる衝撃の結末! 「夏目アラタの結婚」 ラブストーリーは突然に... ⭐️作品情報※Filmarks引用 ⭐️ちぶ〜的評価 ⭐️ちぶ〜的おぼろげなあらすじ… ⭐️物語はどうなる?犯人は別にいる?※ネタバレあり 事件の結末と犯人 映画のラストはこうなる! ⭐️ネタバレなしの感想! ⭐️作品情報※Filmarks引用 🎞️鑑賞媒体:ALVEシアター 夏目アラタの結婚(2024) 上映日:2024年09月06日 製作国:日本 上映時間:120分 監督 堤幸彦原作 乃木坂太郎 キャスト 柳楽優弥(夏目アラタ) 黒島結菜(品川真珠) 中…
「頭がいい」とはどういうことか ――脳科学から考える (ちくま新書) 作者:毛内拡 筑摩書房 Amazon 脳科学の見地から頭の良さについて説明。教育分野ではアートの重要性が再認識され、社会情動的スキルやコミュニケーション能力、共感力、創造性を育成し、新奇体験を通じて多様性への理解や寛容さを育むことを目指している。アストロサイトと呼ばれるグリア細胞は、脳の老廃物除去や脳内環境の維持、情報処理への積極的関与などを行い、脳の健康と機能において不可欠である。頭脳の発達や知性の進化において重要な役割を持っており、IQの高い人の脳にはアストロサイトの数が多い。 シナプスの結合が可塑的に変化することで頭の…
-----講義録始め------ 「続いて、フリーランスで働く方々が抱える課題についてお伺いしたいと思います。私は社会保障法の研究者ですので、フリーランスで働く方々が、労働者であれば加入できる厚生年金や健康保険といった社会保険、さらには労災保険や雇用保険といった労働保険から排除されていることが課題として思い浮かびます。労働法の観点から見ると、どのようなことが課題として見えてくるでしょうか。」 「特に、新型コロナウイルスの影響もあって、業務委託やフリーランスという形で働く人が非常に増えています。これは世界的にも同様で、コロナの影響に加え、プラットフォームビジネス、つまりスマートフォンのアプリを介…
後鳥羽上皇 承久の乱で隠岐に流された後鳥羽院。じつはわし、過日、隠岐に行ってきたので、今回はその時の雑感を交えながら、承久の乱のあとの後鳥羽院の隠岐での生活、その後に起きた怨霊騒動について解説するぞ。
あらすじ 大それた理由も大義名分も無い、世の中を変えたいなんて思わないし、別に金を稼ぎたいわけじゃない、単に生きてる実感を追い求めて、ウソ臭いリアルなんかより、真実を知りたいだけだった。人を好きになるってどういうことだろう?冗談半分で言った、「一緒に死んじまうほどに愛されたい」って言葉が本当になってしまった。俺の全てを理解して欲しい、なんて幻想が本当になった瞬間が確かにあった。18年間、見える景色全てが灰色で、喪失した感情を取り戻すために平気で腕を切り、ドラッグをキメて狂ってまでなんとか生き伸ばした先に見た、たった一枚の絵に俺は救われた。何の才能も無ければ、何にもしてやれることなんか無い、ただ…
先日読んだ内省と自己形成に関する本「独り思う(独白)」に心底満たされてしまい、惚けている。ブログにまとめることもできず他の本にも手がつかない。これからだっていうのにまったく…! この本、わたしの悩みをことごとく無効化して激励までしてくれる内容で…しかもわたしの胸に響きやすい、感情に訴えるような言葉遣いで書いてくれている。 前回は出会いの喜びを綴り、今回は本全体の概要を話すつもりだった。しかしまとめようと思うと気持ちが盛り上がってしまい、全然冷静に書けない。 しかし、この本はわたしの心の柱になることが確定している。何ヶ月かかってもまとめるつもりだ。こういう時の一歩目はどうしたらよいのだろう? 手…
トーベ・ヤンソン、ラルス・ヤンソン(冨原眞弓、安達まみ訳)『英語対訳 ムーミン・コミックス 』(筑摩書房、2020) トーベ・ヤンソン、ラルス・ヤンソン『英語対訳 ムーミン・コミックス 』 ムーミン・ファンには待望の出版。アニメや児童書、絵本など、さまざまなかたちでムーミンを愛してきたファンに、またひとつ楽しみが加わった。このコミックス版は英国の新聞に連載されたものだ。ムーミン75周年を記念し、東京でコミックスの原画展が開かれていたのでタイムリーでもある (ムーミン コミックス展、松屋銀座、2020年9月24日−10月12日、その後2年間にわたり、滋賀、茨城、岡山、福岡、広島、名古屋、横浜、長…
フロイトの無意識の捉え方と人間精神の理性・不合理と社会の不合理の類似性 ~よくわからないものに突き動かされる人間の精神 ル・ボンとル・ボン以外の群衆理解 【ル・ボン『群衆心理』】 フロイトと無意識 【フロイト『精神分析学入門』】 【フロイト『自我論集』『エロス論集』】 明晰な精神=理性と、不合理な精神=無意識、の思想史 【アリストテレス『形而上学』】 【ペーター『文芸復興』】 【デカルト『方法序説』】 【カント『純粋理性批判』】 社会の不合理と人間の理性・不合理 【オルテガ『大衆の反逆』】 【パレート『一般社会学提要』】 前回のお話 https://www.waka-rukana.com/en…
物理学者でもない個人の感想ですよ。 先日読んだ「量子論の発展史」でハイゼンベルクの不確定性原理が結構後ろの方で出てくるということ。それより前に出てくる行列力学で交換子積が出ているということ。そもそも「量子論の発展史」でもハイゼンベルクの顕微鏡の思考実験だけでは、不確定性は観測限界のようにも解釈できるというようなことも書いてある訳で。 不確定性が量子論の原理であること(または原理とすること)を確信したハイゼンベルクが、組となっている物理量を観測するようなすべての観測において不確定性が表れるのであり、その一例として運動量と位置の不確定性を顕微鏡の思考実験で示したようだ。 ゴールといっても量子論の原…
無意識の正体 「自分」とは何か 「自由」とは何か 作者:山竹伸二 河出書房新社 Amazon ・無意識について、著者20年の研鑽を概観した書 ・現象学に対する、大きな信頼感 ・心理療法の現場で何が求められているのか ・総評:71点(100点満点中) ・無意識について、著者20年の研鑽を概観した書 現象学的な見地から無意識の本質について考察した書。エドムント・フッサールの現象学研究をされている竹田青嗣さんに薫陶を受け著述されている方で、文章が読みやすく、内容がわかりやすい。他にもいろいろな本を出されていて、心理学=精神分析に関するものも多いが、哲学に関する本も執筆されている人文系の著述に優位のあ…
揖斐高『頼山陽――詩魂と史眼』は頼山陽に興味を持った人に、はじめの一冊として勧められる本だ。 これまでは、初めの一冊としては中村真一郎の『頼山陽とその時代(上)(下)』を勧めていた。言わずと知れた名著である。一時期は手に入れにくかったが、筑摩学芸文庫に収録され、Kindleもある。 しかし、『頼山陽とその時代』はかなりボリュームのある本なので、ちょっと興味を持ったという人に勧めるには気が引ける。せっかくの興味の芽を摘む虞がある。 また、出版当時と現代とでは感覚が違っている部分がある。『頼山陽とその時代』は山陽の若き日の出奔について、心の病に原因を求めた点が画期的であった。当時は心の病に対する話…
「性格が悪い」とはどういうことか ――ダークサイドの心理学 (ちくま新書) 作者:小塩真司 筑摩書房 Amazon ダークな性格として、典型的なものは「マキャベリアニズム」「サイコパシー」「ナルシシズム」「サディズム」の四つである。それぞれの特性、測定方法を紹介、また仕事の相性、職場での行動、人間関係、異性との付き合い方等を分析し、どんな問題に結びつきやすいか、さらにその気質は遺伝なのか、環境なのかにも迫る。「悪い」性格が社会に残っていることには理由があり、どんな人にもダークな面はあることも明らかにする。 序章第1章 ダークな性格とはどういうものか第2章 ダークな性格とリーダーシップ・仕事・社…
2024年1月25日発行 表紙裏「世界で最も多くの米軍基地を抱え、米兵が駐留する日本。米軍のみならず、終戦後一貫して友軍の『国連軍』も駐留する。なぜ、いつから基地大国になったのか。米軍の裏の顔である国連軍とは。本書は新発見の史料をふまえ、占領期から朝鮮戦争、安保改定、沖縄返還、冷戦終結、現代の普天間移設問題まで、基地と日米関係の軌跡を追う。『日本は基地を提供し、米国は防衛する』という通説を覆し、特異な実態を解明。戦後史を描き直す。」 目次 はじめに 第1章 占領と基地―忘れられた英連邦軍 第2章 朝鮮戦争―日米安保と国連軍地位協定 第3章 安保改定と国連軍 第4章 基地問題の転回と「日本防衛」…