筑波研究学園都市

(地理)
つくばけんきゅうがくえんとし

筑波山南麓に建設された新都市。1973年に開学した筑波大学をはじめ、国や民間の研究教育機関、企業が集まっている。所在地は茨城県つくば市(1987年市制施行)。
その計画は、1960年代初頭に東京の人口分散策として首都機能の一部を移転させるため政府が構想した「新官庁都市」が発端で、その後、研究機関や教育機関の移転をメインとした「研究学園都市」として建設されるにいたった。
その建設は、1963年に閣議決定し、1969年に起工された。1970年には筑波研究学園都市建設法が制定されている。
先述のとおり1973年に東京教育大学を前身とする筑波大学が開学したのを先駆けとして、1970年代を通じて国の43の研究教育機関の移転・新設が進められ、1980年に完了した。その後も民間の企業や研究機関の進出が著しい。1985年には国際科学技術博覧会(科学万博つくば'85)が開催された。
長らく鉄道が通らず、交通の便はきわめて悪かったが、2005年に開業したつくばエクスプレスによって東京都心の秋葉原とつくばとのあいだが最短で45分で結ばれるようになり、大幅に改善された。また、つくばエクスプレスの沿線では宅地や商業地などの開発も盛んに行なわれ、筑波研究学園都市の周辺は急速に様変わりしつつある。

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