→殖民軌道
標津線・根釧原野の開発・戦後パイロットファームを学ぶために訪問した雑感メモ。 鉄道記念館は標津線が根釧原野の開発に与えた影響を学ぶことができる。 郷土資料館は考古・自然・生活・農業・水産・北方の第1展示室と写真中心の第2展示室がある。 加賀家とは商い場に仕えた一族で特に伝蔵がアイヌ理解に長じ多くの文書を残した。 鉄道記念館 標津線が根釧原野開拓に果たした役割西春別にあり廃線となった標津線の記録を展示している施設。館内はとても寒い。標津線は標茶から東進する路線と厚床から北進する路線が中標津で交わり根室標津に至るという路線である。一番印象的だったのは標津線は開拓路線なので黒字になるわけがないという…
中の人の専門は教育学(教科教育)と歴史学(近現代史)であり、普段は教育や歴史に関する業務に従事したりなんだりしている(メディア文藝と観光学も少しやる)。近年は社会教育や博学連携を担うことが多いので、末端自治体における郷土資料館の整備と活用の研究を少しずつ進めていかねばと、思ってはいる。グローバルヒストリーではないけれど、自分たちが住む地域の歴史が日本史の中でどのように位置づけられるか、世界史の大きな流れによりどのように規定されているかを考え(させ)ることは、子どもたちや地域住民にとって意義のあることである。末端自治体には地域の郷土資料館があるが、その施設こそが町や村がどのように形成されて来たか…