「おおいわ結いの里」に出会った民俗用具。うちにはもっとたくさんのモノがあると云ってくれた管理人のNさん。ここ、と案内してくれたお家は古民家。数年前、大阪から移住されたN夫妻が、現在の所有者である。元々の住民が遺した民俗もあれば、Nさん夫妻が大阪から持ち込んだ民俗もあるらしい。案内の道すがらに見た格子窓の家。生活されているのかどうかわからないが、廊下にそっと置いている懐かしい道具が格子越しに見えた。若い子たちは、見たこともないと思われる火鉢。私が大阪に生まれ、暮らしていたバラック小屋のような木造市営住宅。戦時中に見舞われた米国軍による大阪・大空襲にみな焼けた罹災者が移住した居住地に生まれた。小学…