小学館(2020) 【あらすじ&ひとりごと】 『祈りのカルテ』がドラマ化されていましたね。てっきり『十字架のカルテ』は、その後を描く「カルテ」シリーズかと思っていました。 今回は、院内のセクション、登場人物も変わり、精神鑑定医が主人公となり、犯罪者の心の闇に迫る医療ミステリーです。 最終話では、ダニエルキイスさんの作品を思い出しました。 過去に友人を殺され、自身に十字架を背負う新人医師・弓削凛は、当時の事件の全貌を知るために、日本有数の精神鑑定医・影山司の助手に志願する。 凛は、影山とともに犯罪者の心の闇に対峙していくが、自分が追い求める過去の事件の真相に向き合うときがくる。 本作品は、五話か…