針の穴に糸を通す。 学校の家庭科の授業にてやったきり、もう随分とやっていない。 随分と昔の記憶ですが、あの針の穴に糸を通す戦い、そのイライラの感覚は鮮明に覚えています。 裁縫で何をやったのかはまったく覚えていないのに。 糸通し器でしたっけ、そういう便利な道具があるというのに、それを使うとなんか負けた気がして、懸命にイライラしながら糸を通そうとしていました。 なんでそんな嫌な気持ちになってまで、糸通しを使わずにやっていたんでしょうね。 ただシンプルに通したかったんでしょうね。 自分の中では見事に針の穴に糸を通しているビジョンがあるけれど、実際そうとはならず、イメージとは裏腹に情けなく糸がぐにゃっ…