紀伊國屋サザンシアターで開催中の《第3回紀伊國屋レーベル名画祭》で映画『メトロポリス 完全復元版』(1927年・2010年,監督:フリッツ・ラング)を観た。資本家階級と労働者階級の闘争と和解を描いたSF映画の古典。いまとなっては陳腐なテーマだが初公開がワイマール共和国時代なのだから仕方ない。あまりにも有名な作品なので特に語ることはないが、一度は観ておくべき映画である。スクリーンで上映される機会は少ないでで今回のイベントは貴重。メトロポリスの上空を複葉機が飛んでいるシーンや、アンドロイドのマリアが踊り狂う場面は必見。あと劇中に「YOSHIWARA(吉原)」の表記が出てくるのも有名。なんで日本の吉…