113系2000番台車は、2002年に MM' ユニットが先頭車化改造と車体更新を受け、同年11月に紀勢本線御坊-紀伊田辺間のワンマン運転用として投入されました。 先頭部分は山陽本線・伯備線用 115系改造車と同じ非貫通切妻形状で、新造した運転台を設置し、運転台の機器がクハ111 の廃車発生品が流用されました。 ワンマン対応として客室との仕切り部分には運賃箱と運賃表示器が設置され、車体は JR西日本のリニューアル工事に準じて窓構造の変更・室内化粧板や腰掛モケットの取り換え・床の整備などが実施されています。 外板塗装は和歌山線の 117系と同じオーシャンブルーにラベンダーの帯の配色となっています…