毎月18日は観世音菩薩のご縁日になっている。特に12月18日のご縁日は一年のうちの最後のご縁日ということで、観世音菩薩(観音様)をお祀りする寺院には多くの参拝者が訪れる。お寺によっては門前に正月の飾り付けなどを販売する露天が並び、盛大な法要が営まれる。
12月18日のご縁日は一年のうちでも特に参拝者が多いので納め観音と呼んで他のご縁日と区別している。
人や寺また地方により「納めの観音(様)」とか「しまい観音」とも呼ばれるが意味は同じ。浅草の浅草寺ではこの日に羽子板市が行われる。反対語は初観音。
類似のものとして、納め不動尊(12月28日)、納め地蔵(12月24日)、納め弘法(12月21日)、納め閻魔(12月16日)などがある。