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紫禁城

(地理)
しきんじょう

北京にある旧王宮。
現在は故宮博物院として一般開放されており、世界遺産にも登録されている。
現在では故宮と呼ばれている。
 
1406年(永楽4年)に明の永楽帝により建造が開始され、1420年(永楽18年)に完成。
明(14名)・清(10名)の24人による皇帝において491年もの間、居城とされた。
規模は東西750m、南北960m。
 
紫禁城の「紫」は、北天の星座である三垣(太微垣、紫微垣、天市垣)の中央に位置する紫微垣に由来する。紫微垣には北極星が含まれ、絶対中心・動かざる天による支配を表すため「紫」の文字が用いられた。
また紫禁城の「禁」は、皇宮が庶民が足を踏み入れることのできない「禁地」であることから用いられた。
 
紫禁城には9,999間と半間の部屋があるとされている。
これは、天上の天宮が10,000間あるという伝説があり、人間である皇帝が同じであることは畏れ多いために半間少なくしたと伝えられている。
しかし、完成の翌年、1421年(永楽19年)に落雷による火事が起こり、その後も幾度かの天災に見舞われ、実際にはもう少し少なかったようである。
1955年に行われた調査では、8,662間であったとされている。
 
映画「ラストエンペラー」のロケーションにおいて、本物の紫禁城を用いたことは有名。

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