月が替わってしまったが、ティアラこうとうで上演された国立劇場の歌舞伎観劇教室の感想を綴る。「親子で楽しむ歌舞伎教室」と銘打たれていたので、子供連れの見物衆が多かった。入りも九分程度入っていたのではないだろうか。上演前に解説が付いてはいるものの、子供に「累」が解るのだろうかと、一抹の不安はあるが、子供の頃から歌舞伎に触れるのは大変良い事であると思う。この子供達の中で、少しでも歌舞伎を愛する大人となる子が出る事を祈るばかりだ。日本が世界に誇る素晴らしい伝統芸能である歌舞伎を次世代にきっちり繋いで行く事は、今を生きる大人達の使命であると思う。 幕開きは鑑賞教室恒例の「歌舞伎のみかた」。担当は坂東亀蔵…