英国の下院が11月29日に安楽死を認める法案を可決したそうです。 対象は余命6ヶ月以内と診断された終末期患者に限られたものですが、このあと上院の審議などを経て成立する運びで、世論調査では7割が賛成しているそうなので、成立するものと思われます。 安楽死には、 医師が患者に致死量の薬物を投与するなど、直接的に生命を終わらせる積極的安楽死、生命維持装置のとりはずしや延命治療の中止など、間接的に生命を終わらせる消極的安楽死がありますが、オランダ、ベルギー、カナダ、ルクセンブルグ、スイスなどいくつかの国が採り入れています。 一方、我が国ではいずれも認められておらず、つい最近にもALS(筋萎縮症)患者の要…