企業が正規に採用した社員を、特別な場合以外は解雇しないで定年まで雇用すること。実際に定年まで雇用するという契約が存在する訳ではなく、慣行的なもの。 年功序列型賃金などとともに日本式経営の特色とされてた。 経営環境の変化により、年功序列賃金は多くの企業で見直されているが、終身雇用について企業側から見直す動きはないが、働く側には定年まで一企業で勤めあげようという意識が低下しているのが現状である。
ジョブ型雇用への転換が叫ばれ、終身雇用や年功序列のイメージがあるメンバーシップ型雇用は時代遅れだとされる主張が多いと思います。 人事制度の世界での定説となっている「終身雇用と年功序列は時代遅れ」ということを、違う視点が考えてみました。 「人的資本」や「ジョブ型」などのキーワードが、人事関連のトレンドとして注目されています。 その一方で、「終身雇用」や「年功序列」に代表される日本的経営や、あるいは日本的経営を否定する考え方として導入された「成果主義」などは、もはや「時代遅れ」だということが定説になっているかと思います。 経営手法においては、ある手法がうまくいかなくなると別の手法が注目され、前の手…
【日本企業が危ない!「終身雇用縮小」「人材派遣」「ジョブ型雇用」は日本企業から日本人を追い出すための制度?】外資による日本企業乗っ取りのための制度!?日本人に経営幹部はいらない?ジョブ型雇用と人材派遣は昇進と経営参画がない!?~売国政権、日本人総奴隷労働への道~ ■「ジョブ型雇用」導入すれば、係長にもなれない人が続出する日経ビジネス 2021.3.19https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00271/031900002/~~~・海老原嗣生(えびはら・つぐお)氏ニッチモ代表取締役、政府労働政策審議会人材開発分科会委員、中央大学大学院戦略経営研究科客員教授…
終身雇用なんて止めてしまえ、という毒を吐いていたら、政府で終身雇用見直し案、ってなんともタイムリーな話題がネット上で盛り上がっていました。意外と終身雇用肯定派が多いことに驚きました。それより政府が打ち出した骨太案がズレているような気がしてなりません。そこじゃない感半端ない。 u-tantantan.hatenablog.com ヤフーニュースの記事内容だと、個人でのリスキリング(この言葉好きですね…)を推奨して企業間での人材の奪い合いが生じることで賃金の持続的な引き上げを狙う目的、とありますが、まあまあそれもいいのですが、それよりも、ダメな人間を解雇できないほうが問題だと私は思うのです。解雇し…
終身雇用など日本の〝常識〟見直しへ 骨太方針閣議決定 - 産経ニュース [blog:g:11696248318754550903:banner] 私は終身雇用そのものが悪いとは思わない。それは大前提だ。終身雇用は成果報酬制だ。まずここだ。能力があるもの良い結果を出したものは出世する。出世するから給与待遇がよくなる。こういうカタチの成果報酬制なのだ。 ただチェックを受けている側はどういうチェックがなされているのかわからない。どういう理由で自分が昇進するのかがわからないのだ。 これは看守と囚人の間の非対称と同じだ。 私はずっと怒っていた。「今の日本は審判ジャッジばかりでプレーヤーがいない」と。この…
2012年4月号掲載 毎日新聞夕刊編集部記者/藤原章生(当時) イタリアの著名な社会学者、ドメニコ・デ・マシさんの言葉が耳に残った。 車をほしがらない、大企業を目指すわけでもないと、最近の若い人の感覚について私が話したら、こう応じた。 「イタリアの一番の問題は40代なんだ。理想を抱かないという点では40から50歳までが特に悪い。気落ちしていて、楽観的でない。何か大きなことをやりたいとは思ってきたが、いま目の前にあるのは脱成長という現実だ。 イタリアには何も生産しない人たちがいる。ニートと呼ばれる人たちだ。仕事をせず、消費する権利はあるが生産する権利を持たない人々が200万人もいる。10年後には…
◯国際政治の勉強 フランスのマクロン大統領とEU首脳のフォンデアライエンが中国を訪問します。 台湾の国民党の馬英九・元総裁が上海を訪問。民進党の蔡英文・総裁が訪米するのに対抗ですね。 どの国とどの国の首脳が、どの国であったのかを一覧にすると、いろんなことが見えてくると思います。今や、国際政治は、そのまま、経済や社会、文化にも関わってくるのです。 さて、新入社員の入社式などが、例年通り、報じられています。コロナ禍以前に戻りつつあります。この3年、なかったかのようにしては、また「失われた30年」が延長するだけです。 ◯日本の受験競争 受験競争には、よくない点はたくさんありましたが、ある意味で、自分…
人が何かにすがる気持ちというべきかわかりませんが、変わってほしくないとか、変わったことを信じたくない、という気持ちは、思いのほか多くの人に、思いのほか根強く、あるのかもしれないと思いました。 終身雇用が崩壊、というニュースは、私世代が社会に出るときには既にありました。 それからだいぶ時が経ちましたが、いまだに、終身雇用、ということを気にする人達がいるということなのか、新社会人へも、終身雇用について聞いているようなアンケートや、新社会人の言葉を終身雇用に結びつけるようなニュース記事を見ます。 さすがに終身雇用を求めている、みたいな記事は書けませんので、終身雇用を信用してないとか、そういう形の引用…
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); いい加減にしろよ岸田政権! 「雇用の流動化」を口実に退職金からも血税 "搾り取り" を画策 「雇用の流動化」を口実に退職金からも血税 "搾り取り" を画策 ついには退職金からも血税を搾り取る 勤続年数が長い労働者から税金を搾り取る 岸田政権が声高に謳う "賃上げ" に惑わされるな! 自己責任で運用 終身雇用を悪しき年功序列の温床と考えてはいるが… ついには退職金からも血税を搾り取る 2022年10月末、社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の年金部会は、100万円の負担増につながる国民年金の納付期…
昨年退職して、1年継続〜 次年度も同じ内容で1年更新〜 本日次年度の人事が発表されました 私はあくまでもサポート要員ですが、新人さんのお世話係と、新しく昇進した役職者の相談相手として1年間がんばれそうです 一緒にお仕事するチームのメンバーにも恵まれていて、私に対して好意的な人ばかりでしたから61才になりますがまだまだ現役続行です 新人が入ってくれば、やはり退職する人もいます 30代の男性は独立をするそうです 40代の役職者はいままでのスキルと人脈を使って新しい事を始めるようです 40代の女性は仕事をしながら通信で資格を取っていたので、新しい環境で仕事を見つけるようです そして1番衝撃だったのが…
〜再誕のメシア〜 救世主マイトレーヤです。 日本で当たり前に思っていて、就職先として誰もが知っている印象の「サラリーマン※」 という言葉がそのまま当てはまっている国は日本国ぐらいのようです。 ※サラリーマンは、雇用主からSalary(棒給)を得て生活している者、または、そのような給与所得者によって構成された社会層をいう。 もう少しわかりやすくするために、解説をしますが、積極的に待遇や給料を交渉するかどうかで労働者が2種類に分かれます。 (労働者の事例) ① 日本式サラリーマン(仕事中心) 日本式になる労働者が雇用主から査定を受けて、指示に従って労働提供をする 特徴)労働傾向として受け身になる、…
2019年06月20日 記事一部改訂 浅田彰著の「逃走論」には 「スキゾフレニー」「パラノイア」この2つの言葉が頻出する 読んだのは大学生の頃だったから浅田氏の未来予想の鋭さに驚嘆する ヤフー知恵袋にこのような問答があったので紹介 Qあなたはスキゾフレニーですか? パラノイヤですか?スキゾフレニー・・・気分屋。引越し好き。一匹狼。運まかせ。いきあたりばったり。ワイルド。パラノイヤー・・・日本人に多い。定住する。その道一筋。頑固。協調性や家族愛を重んじる。過去を引きずる。俺はスキゾフレニーに憧れるパラノイヤーです。 A私はどちらでもありません。スキゾフレニア(schizophrenia), パラ…
現在、国も「働き方」改革をすすめているようですが 私自身、会社員を辞めて副業を始めるようになってからの数年 自ら「働き方改革」やってたんじゃないの?(笑) って思うんです。 これからは当たり前ですが自分がちゃんと主役になって働き方はもちろんのこと、生き方改革もしていく必要があるように感じています。 働き方改革をしようとする時、 何か複業を始めようとする人が最近、急激に増えているようです。 副業とすると、本業があってそれに対して一つの副業というイメージになってしまいますのであえて「複業」としました。 複業というと複数で、数にも限りがないという意味になるからです。 ここで本業と複業について改めて考…
本電子書籍は、2010年7月に株式会社アスペクトより刊行された『未来改造のススメ―脱「お金」時代の幸福論』をベースとした「バージョンアップ版」です。同書の全内容に加え、刊行後に行われた対談やツイッター上での公開読書、各章末のブックガイドを収録しています。 はじめに 小飼 弾 岡田斗司夫さんは、「オタナ」です。 オタクで、オトナ。オトナで、オタク。 オタクって何でしょうか? オタクの数だけ定義もありそうですが、僕の定義は「目の前の好きなことに没頭する人」です。 斗司夫さんがオタクの第一人者、オタキングであることは、オタクであれば誰もが知っています。知らない人も、あの『新世紀エヴァンゲリオン』を作…
最近では副業を解禁する会社も増え、副業をする人はどんどん増えてきています。(副業ブームですね。) しかし、副業は考え無しに行ってもほとんど稼ぐことはできず無駄に時間と労力を使ってしまうだけになってしまいます。 そこで、今回は副業する前に知っておくべき副業に失敗する人の特徴5選をお伝えしていこうと思います。
[要旨]かつての日本の会社では、「日本的経営の三種の神器」があったことから、組織のモチベーションが保たれ、会社が成長しました。すなわち、三種の神器がうまく機能しているときは、組織風土は大きな問題とはなりませんでした。しかし、かえってそのことが、日本の会社の経営者にマネジメントスキルを身につけることの必要性を感じさせなくなり、「素人」の経営者が組織風土を劣化させ、業績に悪影響をもたらすことになりました。[本文]今回も、遠藤功さんのご著書、「『カルチャー』を経営のど真ん中に据える-『現場からの風土改革』で組織を再生させる処方箋 」を読んで、私が気づいたことについて説明します。前回は、長い間、終身雇…
夏ドラマが終わり秋ドラマが始まります。秋ドラマは以下のドラマを録画することに決めました。 下剋上球児、いちばんすきな花、コタツがない家、ONEDAY聖夜のから騒ぎ、大奥2の5本。一番楽しみにしているのは下剋上球児。新井Pと塚原監督コンビ、推しキャスト主演(鈴木亮平さん、黒木華さん)だし、脚本がNのためにと最愛の奥寺さんですから期待値バク上がりです。大奥2も1が良かったので期待しています。ニノ主演のONEDAYに関しては夫のリクエスト。私的にはあまり興味がなくどうでもいい感じです。VIVANTに関してはシークレットキャストのニノだけが不満でしたがその他は大満足の面白さでした。秘密結社好きにはたま…
この本は縦書きでレイアウトされています。 また、ご覧になる機種により、表示の差が認められることがあります。 本電子書籍は、購入者個人の閲覧の目的のためにのみ、ファイルの閲覧が許諾されています。 私的利用の範囲を超える転載、配信、送信等の行為、並びに本作品の内容の複製、改変、改ざん等の行為は著作権法上、禁じられています。 はじめに 「すみません、『金利』ってなんですか?」 本書のタイトルでもあるこの言葉は、僕の偽いつわらざる本心です。 僕は社会人6年目を迎える28歳・会社員で、普段は書籍の企画を立てて、本を作る仕事をしています。家に帰れば、妻と2歳の息子がいます。 この本は、ある悩みが発端ででき…
はじめに みなさんはじめまして、19歳の時に1人で海外に出て以来、海外を旅するように生活しているZiziです。 あなたは「人生一度きりだし、フリーランスとして働いてみたいなー!」こんなことを思ったことはありませんか? 「でも、フリーランスになるにはどうすればいいのかわからないし、どんな職種が自分に合っているのかわからない...」これが本音だと思います。 本書は、僕がコネなし、スキルなし、オカネなしの状態からフリーランスとして独立した方法を解説した本です。 今、世界中で流行しているコロナウイルスにより、急激に注目されている 「テレワーク」 「リモートワーク」 「フリーランス」 という働き方。 ラ…
仕事の思想 なぜ我々は働くのか 田坂広志 はじめに なぜ我々は働くのか 私が、新入社員として、民間企業に入社したころのことです。 その年に入社した新入社員たちは、各地にある工場に分かれて配属になり、 半年間の新人研修を受けました。 その新人研修のころのことは、すべてが懐かしい思い出ですが、そのなかでも、 最初に給料袋をもらったときのことが、深く印象に残っています。 新入社員一人ひとりが、初めての給料袋を手渡されて食堂に戻り、 顔を合わせたとき、仲間の一人のY君が給料袋を見つめながらつぶやいたのです。 「ああ、これで、自分の人生を会社に売り渡したのか……」 この言葉に、仲間の多くは、思わず笑い声…
[要旨]長い間、終身雇用、年功序列などが続いてきた日本の会社では、自分では何もしないが、他者の企画を批判・批評しているだけの人、自分が決定しなければならない問題を部下に押しつけている上司など、周りの人の努力にフリーライドする人が増え、「弛んだ共同体」の状態になっています。これを打開するためにも、経営者の方は、組織マネジメントを学び、組織の活性化により注力していく必要があります。[本文]今回も、遠藤功さんのご著書、「『カルチャー』を経営のど真ん中に据える-『現場からの風土改革』で組織を再生させる処方箋 」を読んで、私が気づいたことについて説明します。前回は、かつての日本の会社では、同質的共同体組…
こんにちは! 就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。 皆さんは「moto」という人を知っているでしょうか? 転職系の情報を発信されている方で、ツイッターでは6万人のフォロワーを抱えている有名人です。 そんなmotoさんが今回、「転職と副業のかけ算」という本を出版しました! 早速この本を読んだところ、就活生の皆さんにもぜひ読んで欲しい内容だったので、今回はレビュー記事として紹介していきます。 3年以内に30%の人が転職を経験する!3年で30%なんだから、人生全体で転職を経験する人は本当に多いんだよね。だからこそ、就活生のうちから転職に関する情報を集めて転職で有利になれ…
ネズミ講の神 www.youtube.com ネズミ講とマルチ商法の違い ネズミ講は会員を増やすことで金銭の配当をすることを目的とするものであり、マルチ商法は商品やサービスなどの販売を目的とするものになっています。 会員を増やすことで金銭配当を受けることができ、儲けを得られるといったような勧誘があった場合には、高確率で違法とされているネズミ講の可能性が高いため、注意が必要となります。 両者の違い マルチ商法もねずみ講も、基本的には組織内でランクアップをすることにより利益が得られるピラミッド型のシステムであるという点では共通していますが、ねずみ講は金品配当のみを目的としているものであるのに対し、…
中流危機 (講談社現代新書)作者:NHKスペシャル取材班講談社Amazon Kindle版もあります。中流危機 (講談社現代新書)作者:NHKスペシャル取材班講談社Amazon かつて「一億総中流社会」と言われた日本。戦後、日本の経済成長を支えたのは、企業で猛烈に働き、消費意欲も旺盛な中間層の人たちだった。しかし、バブル崩壊から30年が経ったいま、その形は大きく崩れている。 2022年7月内閣府が発表したデータでは、1994年に日本の所得中間層の505万円だった中央値が2019年には374万円と、25年間で実に約130万円も減少した。もはや日本はかつてのような「豊かな国」ではなく先進国の平均以…
[要旨]かつての日本の会社では、同質的共同体組織が前提とされ、「社員たちは同じ目的に向かい、一丸となり、協力し合い、一所懸命働く」ことが暗黙の了解と考えられていました。それは、プロダクトアウトの時代には適しており、経営者は、組織運営にはあまり関与する必要がなく、事業活動の指揮をとるだけですんでいました。しかし、現在のようなマーケットインの時代には、経営者は組織運営に注力し、外部環境に対応できる組織づくりをしなければならないものの、そのスキルを持つ経営者は少ないようです。[本文]今回も、遠藤功さんのご著書、「『カルチャー』を経営のど真ん中に据える-『現場からの風土改革』で組織を再生させる処方箋 …