米国の金利が下がらないのは、米国経済が力強くてCPIが再上昇の気配を見せ、景気のリセッションどころか再加熱の可能性もあるからだと言われている。 上図は、米国における空室率を表しているが、現在、持ち家においても賃貸においても空室率が異常に低く、この物件の少なさ(供給量不足)のため、住宅価格や賃貸料が高騰している。長男が住むオクラホマ州はトウモロコシ畑が広がる米国の田舎であるが、私と妻が訪れた2018年頃は、一戸建ての住宅価格が3000万円ほどで、富山市郊外の一戸建てと似たような価格だと感じた。ところが、先日息子から聞いた話によれば、この5,6年の間に回りの家は7000万円ほどに値上がりしたという…