今回はシュンペーターの「経済学史」を要約していきます。社会科学の大家マックス・ウェーバーと共に、社会科学全般を分類・体系化する営みの中で経済分野に関する発達の歴史を体系的に論じている本です。経済学の発達経緯や他学問との関係性・そもそも経済学は科学たりえるか?といった論証から始まり、古典派経済学・ドイツ歴史学派・限界効用理論(ミクロ経済学)の3分野の潮流をまとめた構成となっております。 「経済学史 学説ならびに方法の諸段階」 ■ジャンル:経済学 ■読破難易度:中~高(様々な学派・文献に関して洗いざらい言及・論証していく構成となっており、真っ白な状態で読むのに適した本とは言い難いです。) ■対象者…