一条真也です。『思いやりの経済学』マチウ・リカール&タニア・シンガー編、辻村優英訳(ぷねうま舎)を読みました。サブタイトルは「ダライ・ラマ14世と先端科学、経済学者たち」です。版元はブログ『ヒューマンスケールを超えて』で紹介した本も出版しており、同書の巻末にあった書籍紹介で本書の存在をしりました。日頃からわたしが考え続けているテーマであったことと、敬愛するダライ・ラマ14世の発言が掲載されていることを知り、アマゾンで購入した次第です。 本書の帯 本書の帯には「弱肉強食ではない 経済関係はある」として、「脳の神経組織、御リアの行動原則からマイクロファイナンスと裸足の大学まで、先端科学、経済学、経…