本題の前に、先に「初めに」の中で述べた、「経験が言う」と事について、誤解を招きそうだと、気が付いたので少し弁明をさせて頂きたい。私の、経験に何らかの価値があるというようなことを言おうとしているのではありません。浅才非学の井の中の蛙の経験など、何らかの価値があろうなどとは思ってもいないことを明らかにした置きたいこと、それにも拘わらず「経験がものを言う」などと述べたのは、私の拙い経験でも、世界でただ一つしかない、と、いう思いからに過ぎないこと、であるので、誤解なきようお願いしたい。 さて、本題の「頭から離れないこと」なのだが、それは「言葉」である。子供の時から、言葉には、悩まされてきたのに,90歳…