絵筆は軸が木製のものが多いですが、経年劣化によって木が収縮すると、口金との間に隙間ができてグラついてくる場合があります。 以前、ペンチで口金と軸の接合部分を何度も締めつけていたのですが、木の収縮が進むと修正が効かなくなってきました。 思い切って口金を軸から外し、軸を削り直して接着剤で固定してみたら上手くいったので、その手順をご紹介したいと思います。 修理の手順 1. 口金と軸を外す 口金の根元と軸をしっかり握り、回しながら引っ張ります。 2. 軸を削る 鉛筆を削る要領でカッターナイフで軸を削っていきます。元の接合部分より1.5〜2倍ほど長くなるように削ると収まりが良いです。 あまり一気に削らず…