はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と八十 「ミンシュシュギ ト キョウサンシュギ トヲ ミギ ト ヒダリ トニ オキタガリズム ハビコル!」 「しかも、妙に、ヤタラと、民主主義をもち出したがる」、とAくん。 ん? 「そして、ヤタラと、その民主主義の対極にソレを置きたがる」 んん? その、ソレとは、いったい。 「ソレが、共産主義」 きょ、共産主義!? 「あるいは、あえて、あの人たちは、わざわざ『極左』などと叫んでみたりもする」 ご、極左!? 「僕ごときが共産主義のナンたるかを丸ごと理解なんて、到底、できそうにないが、民主主義の真逆のエリアのドコにも、『共産主義』という漢字四文字が見当たらない…