1.海士と海女と海人と海部と白水郎 いずれも「あま」と呼ぶ。海士は男性の”あま”、白水は水に潜って獲物を採るのが上手な人がいた中国の揚子江流域の地名、白水郎はその人々のことをいう。いつしか日本列島に到達したのであろう。国籍など無用の海に生きる人々の集団であるから移動制限はない。 白水郎のようなアジア各地から航海術、漁撈に優れる集団(海洋民)が列島にたどり着き、その隅々に殖民し大勢力となっていった。これらの人々の総称を海人族という。 豊後と万葉歌と白水郎と Y2-01 - 忘れなそ、ふるさとの山河 〜郷土史編〜 (hatenablog.com) 2.自由民から部民へ 海人族の祖神は「綿津見神(ワ…