緋銅ってご存じ? 銅を極限まで熱してホウ砂を溶かした水につけ、皮膜をつくることで赤く変化すること。江戸時代に考案されたものだそうなのですが、ことはそう簡単じゃないんです。 熱するという作業は最終工程で、その前に何種類ものヤスリで磨いて鏡面仕上げにして、脱脂なども行ってから熱するので、熱くしてホウ砂につけてハイ!出来上がり~ってわけじゃない。 小さくて可愛い丸型の銅を仕入れ、それを緋銅のピアスやイヤリングにしようと思うのですが、紙ヤスリで作業していたら右手人差し指の爪がなくなってしまいました(涙) 小さいものなので、器具に挟んでとかができず、下に置いてスリスリしていたら、爪まで一緒に持ってかれま…