腕の纏糸については良く聞くが、身体にも纏糸が有るらしい。身体の纏糸とは、身体の捩りだろう。捩りが何処から始まるかについて考えてみた。 2つのパターンが有りそうだ。例えて言えば、テーブルの上に立てたおしぼりを、上から捩り始めるか、下から捩り始めるか、の2パターンである。 眼から動く=上から捩れが始まるパターン】 対象物に目線を向けようとすると、その動作に少し遅れて頸椎が回り始め、顔全体が対象物に向く。頸椎が回るとそれに引っ張られる様に胸椎が回り出す。肩/肘/手も胸椎の捻れよって動きだすし、胸椎の捻れが腰椎まで達すると、やがて腰椎も回転し始め、骨盤の回転に繋がるパターン。 腰から動く=下から捩れが…