ヨハネ福音書は、「罪」についてどんなことを語っているのか、ふと思い立ちヨハネ福音書を読んでみました。今回取り上げるのは、次の聖句です。 ヨハネ 8:34イエスはお答えになった。「はっきり言っておく。罪を犯す者はだれでも罪の奴隷である。 イエスの言葉は強烈です。「はっきり言っておく」と語り、私が語ることは大事なことですよ、と前置きした上で、「罪を犯す者はだれでも罪の奴隷」であるとの言葉です。罪を犯さない人はいませんから、人は皆、罪の奴隷であるというのです。このイエスの言葉を読む私も、あなたも罪の奴隷だというのです。 私はこのイエスの発言は強烈な発言であり、受けとめることに困惑を覚えてきました。こ…