千葉県千葉市美浜区は、千葉県千葉市の行政区の1つ。
千葉市西部に位置する美浜区は、区域のすべてが埋め立てによる造成地であり、計画的にまちづくりが進められた結果、都市機能の充実した区となった。
この都市機能の中核をなすのが幕張新都心である。国際的なイベントや会議が開催され年間550万人以上の集客能力を誇る幕張メッセを中心とした幕張新都心地区は、千葉ロッテマリーンズの本拠地としても有名なQVCマリンフィールド(千葉マリンスタジアム)など、業務研究、タウンセンター、住宅、文教、公園・緑地の各地区をバランスよく配し、国際色豊かな都市機能と、住環境を高度に融合させた未来型の都市を形成している。
美浜区の水際線には、人工海浜幕張の浜、検見川の浜、いなげの浜が連なり、海水浴・ボードセーリング・ヨットなどで市民に親しまれている。稲毛海浜公園には、レジャープール・サッカー場などのスポーツ施設が整備されており、市民の憩いの場となっている。
一方、中央部は高浜、真砂、高洲等の大規模な住宅団地が建ち並び、千葉市内だけでなく東京都心への通勤者も多く見られるベッドタウンとなっている。県外に従業地を持つ就業者の割合が約4割と市内で最も高く、そのうち9割以上は東京への通勤者である。このほか中央部には、区役所・郵便局・消防署などの行政サービス施設、東京歯科大学とその付属病院、中央卸売市場などが立地している。
区南東部の新港地区は,千葉港の港湾施設を伴う工業地帯となっており、食品工業コンビナートを中心に自動車関連の事業所・石油貯蔵施設等が集中し、京葉工業地帯の一角を担っている。
美浜区の水際線には、人工海浜幕張の浜、検見川の浜、いなげの浜がつながり、海水浴・ボードセーリング・ヨットなどで市民に親しまれている。稲毛海浜公園には、レジャープール・サッカー場などのスポーツ施設が整備され、市民の憩いの場となっている。このように、美浜区は幕張新都心の機能充実と恵まれた海辺空間を活用したふれあいのあるまちづくりに努め、「水際線を活かした国際性豊かなまち」の創造をめざしている。
区のイメージカラーは「マリンブルー」*1。
面積は21.16km²、人口は149,087人*2。
12106-1
1969年10月1日 - 1995年10月1日、公有水面埋立地(海浜ニュータウン他)を編入。
1990年4月2日、美浜総合支所(現美浜区役所)を設置。
1992年4月1日、千葉市の政令指定都市移行に伴い美浜区を設置。